アメリカに来てから始めた納豆作り。ずっと市販の冷凍納豆や、カナダから(なぜ?)取り寄せた納豆菌を使っていたのですが、今年、日本語教師仲間から、まさかの「藁じゃなくても納豆菌は生息している。どんな植物でもできる」という衝撃の事実を聞き、ご当人のクックパッドなども見せてもらって恐る恐る試したのがこちら、パセリとネギで作る納豆です。
庭のハーブ、何でも良いそうですが、とりあえず違和感のなさそうな取り合わせで。オーガニックです。
1日後↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓1日後
いややややややや、パセリ、まさかのバラバラ事件。だけど、ちゃんと納豆になりました。教祖の教えでは容器に残った納豆菌のヌルヌルを取っておくと次回の時短につながる、ということだったのですが、オットの強固な反対に遭い断念。多少熟成が甘い感じだけど次回はもう少し長く発酵させればよさそうです。ラベンダーとかタイムとかでもやってみたい…あ、でもバラバラ事件はイヤだから無難にネギかなー。
納豆菌は最強説!
熱湯消毒すると雑菌は死に絶え、納豆菌が残ります→すごくない?
冷凍しても死にません→すごくない?
宇宙に行っても生きられるとも言われている→すごくない?
Covid-19が軟弱な子でよかった、納豆菌みたいな子だったら人類アウトでしたよ。
あるいは、
納豆菌が悪い子じゃなくて、ほんっっっっっっっっっっとうに良かった、人類助かった。
納豆菌……おそろしい子!
(ウィルスと細菌を並べるなとか言い出さないでくださいね、戯言ですから)
枯草菌かあ。。。ほんと強い方たちで、もうひれ伏すしかないです。今日はラベンダーとシソで納豆作ってます。
納豆菌などの枯草菌はシストと言って固い殻をまとった休眠状態で常在しているため、熱湯に漬けると他の菌は死に納豆菌は活動を始めるという好都合なことが起きるのですよ。
昔、仕事で枯草菌を注文したら「起こすのに時間が掛かるので早めに注文してください」と言われたなあ…
そうそう!他の国でもどうやら食べられているらしいということは生徒さん教えていて気づいたりしたのですが、そういうことだったのですねー。
そんな本が出ているとは!日本行き買い物メモに追加しておきます。耳寄り情報ありがとうございました!
だから、実は、日本以外にも、アジア各地やアフリカ各地(いずれもほとんど奥地)でも、納豆(テンペとかじゃなくてまさに納豆)って食べられているんだそうですよ。
高野秀行著『謎のアジア納豆』『幻のアフリカ納豆を追え!』の2冊に、そのフィールドワークの様が書かれています。
滅法面白いので、もしも機会があったら、お読みになってみてください。
そうなのです。なんでも良い。食べられるものなら、ということらしく。実際みなさんいろいろなもので試していらっしゃいます。私は次回ミントにするかラベンダーにするか迷っています。またネギでもいいのですが。