裏の境界エリア問題。こういう状況です。
ここには写ってないですが、ポイズンアイビー(毒ツタウルシ)も生えてます。
オットがラウンドアップ(除草剤)をかけて少し処理したところ。見事、焼け石に水!?
なのに、そのまま丘の上に木を植えられちゃった!
この木は高さ15メートルくらいになるそうで、先方(住宅会社)の言い分としては、これでお互いにプライバシーが守れるでしょう?って言うんですけど、そのプライバシーの壁のこっち側で、我が家の境界の向こう側になる両者の間の急斜面はこれから誰が手入れするんですか!?というのが争点です。
市町村というか、カウンティやシティには市民が景観を守る義務の条約があって、こんなふうに放置するのは法律上許されないことらしいんです…がっ!法律がそんなにキチンキチンと機能するくらいなら訴訟大国なんかになってませんって。ともかく、こちら側のご近所はカンカンになってるし、向こう側の住宅会社は臭いモノにフタをしちゃって、さっさと家をみんな売っぱらってそのサブディビジョンにケリをつけたい。
周りに聞いてみると、実はこういうケースって案外多いみたいで、既存の住宅地の隣に新しい住宅地が建つと、その境目はグリーンベルトと呼ばれる状態で放置されることがあるそうなんです。登記上はどちらかの住民の土地ということになるんだけど、実際はそれぞれが刈った草を捨ててみたり、好き勝手に木を生やしてみたりしている、と。もっとも、そういう余裕があるからこそ、野生動物が暮らす隙間もできるんでしょうが、今回の場合は、我が家側からの景観は滅茶苦茶にしておいて、新しく売り出す家側から見るとなだらかな丘のてっぺんに美しい木を植えちゃったりなんかしてそれはそれはナイスな景観なのが腹立つ~~~!
でも今までに少なくとも5回はシティにクレームを出しているわけだし、そのたびその場はなんとか繕ってもらうものの、しばらくしたらまたこの状態に戻っているわけです。
あ、そうそう、前回私がキレていた、病院のペナルティ問題。ご報告が遅れましたが、実はあっさりとカタが付きました。約束の月曜日、もう半分どうでも良くなっていた私のところへ担当者からの電話。気力を奮い立たせて、「自分は予約時間にちゃんと行ったこと」「そちらの手違いで、私の予約日が間違えられていたこと」「診察はしてもらえたものの、後から、『予約時間に現れなかったのでペナルティを払うように』との手紙をもらったこと」の3点を主張し、切り札として「そちらで頂いた予約票も手元にあります!」というつもりで相手の言葉を待つと…
「あ、そう。じゃあ、このペナルティ、取り消しておくわね~、何も心配いらないわよーん、バイバーイ」
・・・・・・・ いつもながら、こんなもんです、この国って。
逆にこちらがクレームを出す側になると一筋縄でいかないんですよね、まさにのれんに腕押しって感じ。でも放っておいたらまたこんなこと(BEFOREの状態)になっちゃうだろうし、新しいオーナーに家が買われたら、もうシティは間に入ってくれないだろうし…やれやれ・・・・・
15メートルの木が壁のように立ちはだかることになるわけですか…
応援してね!→どらどら
我が家の前のsidewalk(日本語では歩道ですね)も草が伸び放題。私は景観を~と思って少し生えたところで草抜きしていますし、田んぼのオッチャンとかが自分ちの田んぼの前だけ草刈するとかで、市や県は何度言っても何もしません。
あるディーラーでは、歩道と車道の境界の植え込みを刈り込んだり、間から生えている草を抜いたら県の管轄だからとクレームが来たそうです。で、そこの所長「あんたとこが、キチンと管理しないから汚く景観が悪いでしょう!私たちが無料で綺麗にしたのに、苦情とは何事だ!」と怒鳴り返したら定期的に管理に来るようになったらしいです。
いいじゃなーい広いしーとかとぴずれたこコトをほのぼのとおもっちょりました。
私も意外とヘンなところで神経質でキッチリしてるので
「うきー怒」ってなるかも・・・
友人のところは、それで東京都ともめにもめて大変でした。
我が家も家探しの最中ですが、
「家は買えても、ネイバーは買えないからね~。
むずかしいよね。」
と言っています。
予約の事件はあっさり解決でよかったですね。
でも、そういう状況、ここでもとってもありがちなので笑えました。
この前も、図書館に行って、本を借りようとしたら、
「延滞金3ドル50セント払ってね。」
と言われたので
「は? 今まで延滞なんてしたことありませんよ。
毎回、期限前に必ず返してます。」
と言ったら(ほんとにそうしてましたよ)
「あ、そう? じゃあ、いいわ。」
ですって。ずっこけました。
土地といえば、こないだの日曜日に旦那の実家に法事で行ったんだけど、家にたどり着くにはタイヤの幅しかないあぜ道を60メートルくらい走らる必要があるんです。それも行く度に道が細くなってるっていうおまけ付き。両側が田んぼなんで毎年少しずつあぜを削って田んぼを拡張するって作戦。市から道を広げる話があったそうだけど、田んぼの持ち主が反対するのでなくなってしまったみたいです。自分もその道の奥に住んでいて、毎日ふじゅうじゃないのかしらン。道がないから家も建て替えれないのにどうする気なのかわけが判りません。挙句の果てに今年は休耕田になっていました。
話は変わりますが、お寺でお経をあげて貰いましたが、予約が15分間隔で入っていました。ちょっと着くのが遅れたので、お経は7分ぐらいでした。今まで30分間隔ってのはあったけど、15分は短すぎ。
くきさんがほのぼのとイイ感じをかもし出してる~
心が和みますね。
そうでしたか「ペナルティ問題」の結末。
こっちは戦闘態勢に入っていたのに・・・。
田舎より都会の方がもっと狭い土地だからこんな問題は絶対起きないですよね。(両者がいらない土地を巡って争う)
でも景観への美意識に関しては日本は「ものすごく」遅れていると思います。田舎の方にものすごく立派な道路を造ったのはいいけど、その緑地を保守するための予算なんて初めからなくて、雑草が伸び放題になっていたり、というのを見ると、先進国と言えないような気がしてしまいます。
一昨年の写真みてもらうとわかるんですが、ジャングルになっちゃって、雑草が侵入してきちゃうんです。自分の庭がタンポポだらけになっただけで警察に通報されちゃう世界なのに。おまけにポイズン・アイビーにかぶれるとシャレにならないくらいひどい症状を起こすんですよ。(ウーがピンクのパンダになったことあり)実は他にも別のご近所さんを巡って塀を建てるの建てないのといったトラブルもあり、不信感いっぱいです。
境界はハッキリしてるんです。そのエリアは新しい住人の土地になります。でも彼らの側からはその醜い部分が全く見えないんです。というよりも、見えなくしちゃった。背景には、あちらの豪邸から見ると、こちらのみすぼらしいサブディビジョンが見えると価格に影響する、ということがあると思います。そういう微妙な差別意識も軋轢の元だったりします。
そうなんですよー。さらに気分を複雑にするのは、あの場所がかつて馬牧場だったこと。我が家なんかはそれが決め手でこの家を買ったのに、わずか1年で馬はいなくなり、代わりに豪邸が建った挙げ句に「目障りだから」と目隠しされて、その裏側をぼーぼーにされて、もう腹が立つ~。後から来てその言い分はないよねーって思います。
図書館の延滞金はこちらもしょっちゅう同じことがおきますよ。一度は、私の入院中にペナルティがたまってしまいました。でも遅れたのは事実だから、カウンターでお金を払おうとしながら「入院していたから返せなくて」と言い訳のつもりで言ったら、その場で「あら、じゃあ払わなくていいわよーん」って。
「うるさいタイヤは油をもらえる」のことわざ通りですね。