お正月の名残、リジィ子さんの美味しい美味しい黒豆も、フーが作ってくれた栗まんじゅうも終わってしまいましたー。って、気づいたらもう9日。当たり前か。

こんなに作ってくれたのにね~。

しっとりして、「ひよこ」や「ぽんぽこ」みたいに美味しかった。
あっという間にお正月は飛び去り、毎日忙しい忙しい。仕事は相変わらず自転車操業だし、バレエも少なくともこのお正月体重を落とすまでは週3で通わなくちゃいけないし、めいっぱいぐーたらしたお正月の洗濯物は溜まってる、読む本はたくさんある(嬉しい悲鳴)、宛先住所を間違えて留め置きの末、色とりどりにカビたお餅は戻ってくる…。例年になく長い休みの後、月曜から始まるフルの一週間というのはなかなか辛いですねえ。リハビリ期間が必要です。とはいえ、忙しく充実しているうちが花なのかな?
今週はとにかく行事が目白押しでした。中でも目玉はブーの進学に関してのファイナンシャル・エイドの説明会。ハイスクールの主催で、今年卒業のシニアとその親を主な対象に、ジュニアとその親も来ていいよ、というもの。近くの私立大学から専門家が来て説明をしてくれたのでした。本当に家が買えるくらいの学費が当たり前なアメリカの大学事情、「みんな一体どうやって子どもの学費を払っているの?」と疑問だったのです。これは何としても出ねばなるまい~!
でも、こんなところもやっぱり足並みはそろっていないというか、学校で特にアナウンスメントがあったわけでもないらしく、各自学校から送られてくる情報のemailを見て、行きたい人だけ行く、という感じ。夜なのに、カウンセラーの面々も出席しているあたりがさすがにちょっと真剣度高し、といったところ。集まったのは100人くらいか、意外に少なかったのは、もう第二子以降で情報が必要ない人が多かったんでしょうか? でも今まであったどの説明会よりも親の熱気を感じました。やっぱりお金の問題は大きいよねえ。かくいう我が家もブーの他、夫婦で出席した上に、バイリンガルの友人にまで頼んで一緒に来てもらいました。今までの説明会と違ってやっぱりお金のことは失敗が許されないから。
ScholarshipとGrant、そしてFinancial aid、needベースのものと、academicベースのもの、世帯収入と貸付限度金額の関係。大学に実際かかる費用、web-siteに載っている去年のデータと今年の予想額との差、この一年に大きな収入の変化があった場合の対処の仕方…いつになく活発で真剣な質問を交えつつ、気を抜く暇もなく情報を詰め込まれた1時間ちょっとでした。そもそも、普段わざわざ「説明会」で呼び出されては20分くらいで終わってしまうということが多い中、1時間以上もぎゅうぎゅうに説明をし、説明を聞くその集中度に、経済状況の厳しさを感じました。
今まで、なんとなく聞いたことがあって、なんとなくわかっていてもなんだか結局頭の中でバラバラだった情報がなんとなくモヤモヤとまとまってきました。まだクリアというにはほど遠いんですが。思ったよりも金利が高いらしいことと、大学の授業料プラス生活費が思った通りに高いらしいことも再確認(泪)。
ただ、保護者が責任者となって、政府や民間からの学生ローンを申し込む方法もあるけれど、学生本人が自分の責任で申し込んで受けることもできるんだそうです。学生自身が申し込んだ場合は実際にお金のやりとりもすべて本人がすることになります。その場合親は蚊帳の外。気づいたら、もう18歳。何万ドルというお金を本人の信用で借りられるような年齢なんですね。本当に離れていくんだなぁ~、とちょっとおセンチモードです。
ああ、それにしても、ローンやグラント、奨学金の種類を調べ、情報を集め、申し込んで論文を書いて、自分の進学を実現する。すごい手間暇だけど、それでもアメリカの学生には、やる気があれば報われるシステムができているんだなあと感心しました。
しかし、真剣に、一言一句逃すまいという気持ち

理系に人を集めたいので安くして、文系をかなり高くしてバランスをとっているのだそうですが・・・
お金が絡むと必死になりますよね。
ブーちゃんならぱ、奨学金が受けられるのではありませんか!
以前何回かコメントさせていただいた者です。
Financialaidのお話etc、懐かしく思いました。
我が家の下の娘は、行きたいカレッジが州外だった為、なかなか大変でした。
グリーンカードは持っていても市民権は持っていないので受けられるスカラシップも限られて・・・
年間5万ドルを超えるものを8年払うかも知れないという事など考えるだけで気が遠くなってきそうでした。
その上一応、駐在のみであるのですから、いくら本人ができるローンがあるとローカルの友人達に言われても、踏ん切りがつかず、苦肉の策で私が犬と一緒にこちらに来てレジデンスをとる苦労をしております。
これもなかなか一筋縄ではいかず・・・
いつになったら楽できますことのやらというところです
東京者の私には大学に学費以外に生活費がかかるという事にきちんとした認識がなく、心とお財布の準備ができておらず何度か帰国しては銀行からしょって帰ってきたものでした。
それにも限界があるしね。
でも考え方を変えて、こちらは高校まではフリーですものね。(AP以外は。でもこれがなかなか高いんですよね)日本でお月謝と予備校に払ったと思えばうちの子なんて塾という物にも行った事がないんだし、チューターだって2ヶ月くらいしかつけなかったんだから、このくらいは・・でもお財布は変えられないものですものね。
難しいところです。
そして、親からも離れていくんですよね。
最後に残るのはワン子のみ。
その子も高齢ですから、考えてくるとおセンチモードに突入してしまいます。
どうかこれから3人のお子さんとの時間、大事にしてくださいね。
免許をとってライドの面倒がなくなって楽なんて思いましたが、今はあの時が懐かしく思えます。
時間のやりくりをして2人の子のゲームや練習に顔を出したりして、ヒーヒー言ってた頃が。
それとこの説明会ほど必死で聞かなければと疲れたものはなかったし、子供達の苦労(ドイツの時もですけれど)を誉めてあげたくなった時もなかったように思えます。
最後になりましたが今年もうぃるち君頑張りそうですが皆様根負けせずにがんばってくださいね。
もう、本当の本当にカリフォルニアに引っ越して来て良かった、と思っています。ユタだとすっごく良い大学が少ない上に就職もないですからね。UCはかなりエクスクルーシブで州外の生徒をほとんど取らない傾向が強いので、地元でなんとか頑張っておくとアクセプトされる可能性が高いです。私が先ず1年半後にトランスファーするので、その時に私の志望校にアクセプトされたらその大学のある町に引っ越す予定です。何としても、私が頑張らないと。アメリカの大学はalumniの傾向が強いので、親や兄弟が行っていると門戸が開きやすいのです。
ですが、アメリカのこの学費やアクセプト傾向には問題が沢山です。それを知っておくと、色々と動きやすいかもしれません。面白い本があるので、一読する事をお勧め致します。Tearing down the gatesというPeter Sacksという人が書いた本です。ちょっとアメリカの教育システムにショックを受けるかもしれません。
ああー、でも、本当に憂鬱。
ごめんねー、子供達よー、親が貧乏で・・・、と思ってしまう今日この頃。本当に、なんとしても頑張らないと・・・。(涙)
それ、教科書代も込みの金額でしょうか?純粋に学費だけだとするとこちらと同じくらいかもしれません。でも実際には、それに、同じくらいの教科書代や生活費がかかるんですよね。
アメリカは超学歴社会なので、本当に猫も杓子も大学へ行きます。それも何か間違っている気がしてなりません。本当に必要な人だけが行くようになっていればいいのに。
我が家は、市民権どころかまだ永住権さえ取っていないので、奨学金を受けるための門戸のところで、ほとんど弾かれてしまうんです。成績ベースのものならかなりいい線にいきそうなのですが、そういうわけで残念です。
経験者のお話、参考になります。
思えば去年の今頃でしたか、そんなお話を聞いて圧倒されたのでした。お嬢さんが優秀なだけに志望校は絶対に変えられない状況でしたよね。レジデンスの特典(笑)は二年目から受けられるのでしたっけ。それにしても今州外扱いなら、レジデンスの倍くらいかかっているんですよね。うちなんて、グリーンカード自体がまだ降りていないので、州外どころか国外扱いです。こんなに州に税金払ってるのに~!
うちは、偶然にも今のところ二人の志望校がどちらも州内なので、グリーンカードさえ取れれば状況は改善されるはずなんですが…
そうそう、一年330日くらい、代わり映えのしないバレエスクールへの道を一日に何度も行ったり来たりしていた頃は心底うんざりしていたのに、今となっては懐かしいです。勝手なものですねー。
今年もよろしくお願いします。
あー。。。今まで長く書いた文が突然消えてしまいました。トラックパッド大嫌い~~~!
コミカレからトランスファーで学費をセーブ、そんな手があったんですね~!言われてみれば説明会でもそんなことを言っていた気がしますが、なぜかウチには関係がないと思いこんでいてちっとも情報がつながっていませんでした。そうかぁ~~~~~!
それに、alumniのことも本当にそうですよね。リジィ子さんはそこまで考えてらしたんですね。。。。さすが。その大学の職員が身内にいると全然違う、ということは聞いていましたが、alumniですか…考えてみれば当然…この国で縁故も学歴もない、ということの弱さ、外国人として生活する不利を思い知ってしまいますね。
本の紹介もありがとうございました。読めるかどうかわからないけれど、とりあえず手配してみます。
アメリカの教育内容は悪くないと思うけれど、何もかもがお金で回っている部分が大きいですよね。はぁ。。。
理系だと、教科書も高め、学年が進むとアルバイトもしにくいと、何拍子も重なりましたね。
私も去年何にも分からないところから始めました。
日本人で州外でしかも私立の大学に行かせてる人などほとんど周りにいませんでしたからね~。
息子は日本の大学に行くっていってるしもうこんな面倒な手続きはやらずに済む!と思っていたのに、また今年もやる羽目に・・・(涙)
娘の大学と違って息子の方は大きな学校だからまた違うことも多いみたいです・・。
来週はダブルメジャーのための説明会のようなものに出席せねばなりません。
出ても説明が分かるかなぁ・・・不安~!
まぁお互い頑張りましょ~ね~!
お金の問題はホントに避けては通れないですもんね。
でも、子供がそこに進学する意欲があってそれに
むかって一生懸命に努力していたら、親もそれを
叶えてあげたいですもんね。
うちは、でも2人とも奨学金を借りています。
学費は私立文系の長女より獣医大学の次女の方が
やはり倍以上高いですね・・・。
勉強も大変そうで、なかなかアルバイトをする時間
も取れないみたいです。
(本音をいうと自分のお小遣いと携帯代位は出して
欲しいんですが)
我が家のお財布の冬の時代はまだまだ続きそうです。
うちは州外という事で、インターナショナルと同じくらい払っています。レジデンスの3倍です。はぁですよね
UCは高いんです。普通でも。これなら日本の獣医学部に入ってくれた方が安いんですよね。5万ドルを2年は払わなければならないかもしれませんからね。そして教科書なんかもこれまた高いんですよね。
上の子はイーベイなどを探してくれていますけれど、下の子のはなかなか無い様で、それでもブックストアーにいってセカンドハンドを買って来たり、自分のキープしなくていいものを売ってきたりはしてくれています。
老婆心ながらなんですけれど、スカラシップ等のことこちらの方やカウンセラーのおっしゃることはきちんと調べてくださいね。
彼らはシチズンシップを持っていることが前提です。
というかそのことしかわからない人が大半です。
もらえると思って期待してそれなりに考えていたら、ダメだったという事もあります。
特に中西部の方ありがちの事だと思います。
うちも何回も説明しても最後にあららという事がありましたからね。
お宅のお嬢さん達は優秀でらっしゃるから、色々と頂ける物もあると思いますが、最後に根本的にNOという物ありますからね。
以前補習校の先生のお子さんがこれまた優秀だったけれど、シチズンシップを持っていないという事で全てダメで私立に行かれたと話されてました。
私立の場合は関係なくいただけるようです。
フーさんは獣医学部ですよね。これまた難関のようです
卒業してからべッツスクールに入るのも一筋縄では行かないようで、家の娘も「無理かも」モードのようです。
そちらでしたらミシガンステーツですよね。家も薦められました。そこに行ってくれていたら、CAよりはましだったのにと思ってしまいます。
本当はこういうことは以前教えて頂いた(お預けの覗きみ隊)のアドレスにメールをと思いましたが、PCが壊れて消えてしまったので、しつこくこちらに書き込ませていただきました。
他の方のほうがもちろん良く判っていらっしゃる事と思いますが、何かあったらお聞きください。
この問題は色々な所から情報を集めるのも大事だと実感いたしましたから