実は、日本から帰って以来(というか、今年に入ってずっとですね)来る日も来る日も、非生産的なことばかりしていました。英語のクラスにはせっせと通っているものの、家に帰ってくるとひたすらこんなん。
どちらも1000ピース。このシリーズをたくさん持ってるのです。
ジグソーパズルって、究極の「非生産的」な遊びだと思うのですが、没頭している間、何も考えていないようで頭が勝手にめまぐるしく働いて、目と手と頭が協力し合っているような、てんでバラバラなような、一種のトんじゃってる感じになるのがたまりません。
ジグソーパズルだけじゃなく、テレビが壊れるまでは、ン年ぶりにビデオゲームにもはまってしまり、いやいや、ホントに非生産的な日々でした。
…だから、というわけでもないと思うけれど、突然何かを作りたくなったりして、思い出したのが、去年バンクーバー島で買い込んできたカウチンの毛糸。
カウチンセーターに関する過去のlog
1.昔々私が編んだカウチンセーター
2.カウチン族の博物館にて本物のカウチンセーター、スピニングマシン
3.買ってきたカウチン毛糸
セーターを作ったとき、その重さと編み込みに渡す裏糸の煩雑さにうんざりしてしまった記憶がよみがえる…とりあえず、帽子を作ることにしました。
フーと二人、自作方眼紙にデザインを考えること小一時間…もともとシカのデザインは横16、縦20くらいのマス目に作るのが普通なのだけど、それを帽子用に縦9マスに納めなければなりません。頭デッカチになったりロバみたいになったり…ようやくなんとかできあがり。
ずいぶん昔だけど、輪編みが特徴のカウチンセーターのために、専用の輪編み針を買いました。引っ張り出してきたものの(物持ちがいいのです)さすがに老朽化が始まって、針の付け根にヒビが入っていました。ここに糸が引っかかって編みにくいことったら!
このあたりは一色なので楽です。
この後、模様編みに入ると裏糸を一目ごとに渡していくことになるので大変。
夜の9時頃始めて、映画を見ながら編んだので何度もほどいてやり直したけれど、それでも午前2時には完成してしまいました。帽子って早いんだ!
ゲージを取りがてら編み込んでみた模様
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おー!ウーが美少年に!?<script language="JavaScript" src="http://www.magicalmaker.com/js/mm.js.php?upwh=128586-1168797156-300-310"></script>
カウチン帽の特徴は横と後ろの折り返し部分を垂らすことで耳までスッポリ暖かくできること。後ろ姿はこんな感じ
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モデルが変わると、とたんにクリックで応援お願いしまーす→どらどら!
しかし、TAMAさんと言い、ぶーちゃんといい、ふーちゃんといい、本当の本当に器用よねぇ~。
私にはありえない。しようとも思わない。
・・・という訳で、ぜひ、いつか、そういう帽子、私に作って頂きたい。その耳垂れが好き。で、私に似合う>本当か!?
きっと、『むさく』はならないと思う。(ひどすぎ?)
でも、此の頃は1年に1つくらいしかやりませんが。
セーターは、2年越しのものが一つ、やれやれ
私も、ムサク ならないと思うので、いつか編んでいただきたいです!
ものすごいタイムリーなんだけど、今うちの子供たちはこの暑いのに毛糸で手編みをしております・・・
見てるのがツライよ(涙)
そして私もなんとか復~~活(笑)
あったかそう~~
いいな いいな!!
近くだったら習いに行くのに~~ィ 残念。。。
私、不器用の極みですってば。私にできることは絶対誰にでもできる!(断言)ただ、「する」か「しない」かなのよねー。ほら、私のモットーは「やらないよりはマシ!」に尽きるから。
品質がもうちょっと安定したら人様に差し上げられる状態になるのかもしれないんですが、続いて作った2作目は全く違ったものになってしまい、我ながら笑いました。しばらくこれに集中してみようかしらん、なぞと思っておりまする。
上手になった暁にはモデルをお願いしちゃうわーん。
私も高校の家庭科の授業で、引き返し編みとかを教わったくらいで、あとは全く自己流なのです。だから基本的なところが間違っているかもしれません。
図面も、実際に編んでみると違ってくるし…ね。
こちらではまともな毛糸も棒針も買えないんですよ。毛糸はアクリルしか売ってないし、針は全部金属。日本で買い込んでくればよかった!
ウチはこたつにパズルを広げて、その上で飲み食いしたりしてます<オイっ
こちらにはジグソーパズルを飾るという発想がないのでもちろん遊んだら箱の中です。
カウチン族はもう数えるほどの家族しか残っていないそうなので、この毛糸が手に入るのはそう長い期間じゃないようです。暖かいんですけどね。最近はカラフルに染めたカウチン糸も出回っているようで、それはそれで新しい時代かな、という気がします。
いつか上手になったらモデルになってくださいね。