今日のしんナナ幸太

どーも。
ナナです。

またまたお母さんが疲れたっていうもんだから、今日も私がお送りするわ。

疲れたと言ってる割には最近、月がどうの、星がどうのって帰ってくるなり電話を片手に写真を撮ってるお母さん。

わたしが、階段のふちまでいって出迎えてるのに
「ハイハイ、ナナちんただいま～」って頭をポンポンしておわり。

「あああっ」って階段からおっこちてやろうかしら・・・と思うこともあるのよ。
でも、痛そうだからしないわ。
わたし、こうみえて怖がりなのよ。

今日は、大きなお兄ちゃんの事を話そうと思うの。

大きなお兄、わたしは山って心の中で呼んでるの。

山は、わたしの事をずーーーっと「ばかちわ」って呼んでたのよ。

わたし、ばかじゃないのにね。
そりゃあ、たまに床でおもらしすることはあるわ。でも、間違えたんだから仕方ないわ。
でも、山はすごい大きな声で「ばかちわ！いい加減にしろよ！」って怒鳴るの。

こわくないもん。

そんな時は聞こえないふりをして隠れているのよ。
お母さんが帰ってきたら言いつけてやるから。怒られたらいいわ！

山とはずっとそんな感じだったんだけど、チビが家に来たときに、はじめてわたしを「ナナ」って呼んでくれたの。

なんだか嬉しかったわ。
ほんとに家族にしてもらったみたいで！

やっぱり寂しいものよね、ばかちわって言われるの・・

この頃では、山は散歩の時も「ナナ、いくぞ」って言ってくれるからなんだか嬉しいのよ。

今では、チビが「ばかちわ」ってよばれてるわ・・・笑っちゃうわよね。

あ～。なんだかたくさん話したわ。

でも、きっとまた登場すると思うの。

聞いてくれてありがとう。
またね。