7月31日(水)
10時30分病院へ。
午前中、病室で麻酔医の説明。
全身麻酔は当然だが、硬膜外麻酔をどうするかは委ねられた。
硬膜外麻酔って「痛い」という印象が強いので迷う。長女も「痛いよ」と脅す(笑)。
おまけにその後説明に来たオペ室の看護師にも「痛さにびっくりされる方が多いです」と言われた。
痛いのは本当に苦手です。
午後、担当医(執刀医)から詳細な説明。
いろいろな可能性の説明にやはり怖さは出てきますが、信じてお任せするしかありません。
リハビリ室に行き、手術前の運動能力検査(6分間歩行の距離と終了時の脈拍)。
終了後はすることがない。嫁と長女と話しながら時間を過ごす。
二人から見ると、見た目はいたって健康なので、この場にいることに違和感を覚えるらしい。
それでも、明日は手術。
思えばこの日の夜がビビりの私としては最も寝られなかったように思います。
8月1日(木)
9時手術着に着替え、点滴開始。9時20分ごろ嫁と長女到着。
9時50分手術室へ移動。手術室前では長女が前の同僚たちと手を振っていた(笑)。
家族に激励を受けて入室。麻酔についてはここで硬膜外麻酔もお願いすることに。
3番の手術室に入ると麻酔医の先生。「娘さんはお父さん似ですね。」の一言からスタート。
思えば担当医も麻酔医も外科部長も長女をご存知で、そのことからもいろいろと話ができました。
これは有難かった。
硬膜外麻酔から。膝を抱えて背中を丸めます。どれほどの痛みか???
ところが、「終わりました」と言われるまでほとんど痛みはありませんでした。驚きました。
先生の技術ですかね。
そのあとは全身麻酔に入ったようですが、ここからの記憶は当然ながら全くありません。
先生に起こされボーっと目を開くと周囲に多くの方がいました。その記憶も定かではありません。
手術時間は4時間ほど、出血量は50CC程度。肋骨を切ることもなく済んだということでした。
ICUに移り、家族とも話をしたようにも思いますが、まだまだ覚め方半ば。
夕方、この病院に勤める懐かしい顔が訪ねてくれた時ももう一歩で、そのまま夜へ。
夜も何事もなく過ぎていっていたのですが、午前4時ごろ、急に息苦しくなりナースコール。
酸素が入ってこない感じでした。30~40分で収まったが過呼吸気味か。
そのまま、しっかりと寝られずに朝を迎えました。
特記すべきは生まれて初めてのオシモ洗い。できれば意識のない時にやってほしい。恥ずかし…。
こんな感じの手術前後でした。これ以外詳細に書いても仕方ないのでかいつまんで。
<痛み>
術後、切った部分の痛みはさほどでもありません。麻酔も効いているし、痛くなれば硬膜外麻酔を注入できます。
痛いのは絡んだ痰を切ったり、咳をしたりするときです。これが一番しんどかったです。
また、途中で胸腔ドレーン(要は胸腔内に溜まった体液をストロー状態で吸い出す装置?)に話をするたびに気泡が出るので、肺の空気漏れがあるということで、肺に炎症を起こさせて開口部を塞ぐ施術を受けましたが、これは結構痛かった。故意に炎症を起こさせるのだから当然か…。
いずれにしても手術は身体に対する侵襲ですから、痛みを伴わないはずがない。(と2度ほど主治医に釘を刺されました。やたら痛がる患者は面倒くさいはずです(笑)。)
<リハビリ>
肺の機能、運動機能の回復・保持のために、手術翌日からリハビリの方が病室に来られました。
8/2(金 手術翌日)
ICUにいるときから、急に汗をかくということが何度か。
この日のリハビリの時もそんな時、リハビリの先生に促されて歩き始めるも、病室を出たとたんに「寒い!」と感じ、震えが止まらなくなりました。よって、この日は中止。
8/3(土)
この日は何とか病棟を1周。まだ呼吸に違和感がありました。
8/5(月)
この日から1Fのリハビリ室へ。
・エアロバイク15分(負荷35W)、パルスオキシメーターつけてゆっくりと漕ぎました。
入院以来お世話になったパルスオキシメーター、
指先に挟んで、色で酸素と結合したヘモグロビンの割合と脈を表示してくれる。
欲しくなった。90%以上で正常値、一般的には98~100%らしい。
私は97%が平均だった、少し負けた気分(笑)。
8/6(火)
・エアロバイク20分(負荷40W)、昨日同様まったくきつくない程度で。
・両脚カーフレイズ 30×3セット。これが意外に効いた。
8/7(水)
・エアロバイク25分(負荷45W)、脈拍110程度まで。
・両脚カーフレイズは昨日同様、昨日の筋肉痛が出ていた。
8/8(木)
・エアロバイク30分(負荷50W)、脈拍120程度まで。平均時速29kmで。
・両脚カーフレイズ同様。
8/9(金)
・6分間歩行⇒555m、手術前(7/31)が610mだったので90%くらいか。
終了時の脈拍は今回の方が低かった(103回/min)。
・両脚カーフレイズ同様。
・エアロバイク30分(負荷55W)、脈拍120程度まで。平均時速31km。
毎日、前日より時間も負荷も距離も速さも落ちないように意識しましたが、身体の負担、不調なく来ました。
明日は退院の予定です。早く現場復帰できるようにまずはできることからボチボチ行きます。
約10日間、主治医、看護師はじめ病院関係の方、治療に専念させてくれた職場の同僚、
そして家族に心から感謝します。
今回の手術・入院に関してはこれにて終了!
10時30分病院へ。
午前中、病室で麻酔医の説明。
全身麻酔は当然だが、硬膜外麻酔をどうするかは委ねられた。
硬膜外麻酔って「痛い」という印象が強いので迷う。長女も「痛いよ」と脅す(笑)。
おまけにその後説明に来たオペ室の看護師にも「痛さにびっくりされる方が多いです」と言われた。
痛いのは本当に苦手です。
午後、担当医(執刀医)から詳細な説明。
いろいろな可能性の説明にやはり怖さは出てきますが、信じてお任せするしかありません。
リハビリ室に行き、手術前の運動能力検査(6分間歩行の距離と終了時の脈拍)。
終了後はすることがない。嫁と長女と話しながら時間を過ごす。
二人から見ると、見た目はいたって健康なので、この場にいることに違和感を覚えるらしい。
それでも、明日は手術。
思えばこの日の夜がビビりの私としては最も寝られなかったように思います。
8月1日(木)
9時手術着に着替え、点滴開始。9時20分ごろ嫁と長女到着。
9時50分手術室へ移動。手術室前では長女が前の同僚たちと手を振っていた(笑)。
家族に激励を受けて入室。麻酔についてはここで硬膜外麻酔もお願いすることに。
3番の手術室に入ると麻酔医の先生。「娘さんはお父さん似ですね。」の一言からスタート。
思えば担当医も麻酔医も外科部長も長女をご存知で、そのことからもいろいろと話ができました。
これは有難かった。
硬膜外麻酔から。膝を抱えて背中を丸めます。どれほどの痛みか???
ところが、「終わりました」と言われるまでほとんど痛みはありませんでした。驚きました。
先生の技術ですかね。
そのあとは全身麻酔に入ったようですが、ここからの記憶は当然ながら全くありません。
先生に起こされボーっと目を開くと周囲に多くの方がいました。その記憶も定かではありません。
手術時間は4時間ほど、出血量は50CC程度。肋骨を切ることもなく済んだということでした。
ICUに移り、家族とも話をしたようにも思いますが、まだまだ覚め方半ば。
夕方、この病院に勤める懐かしい顔が訪ねてくれた時ももう一歩で、そのまま夜へ。
夜も何事もなく過ぎていっていたのですが、午前4時ごろ、急に息苦しくなりナースコール。
酸素が入ってこない感じでした。30~40分で収まったが過呼吸気味か。
そのまま、しっかりと寝られずに朝を迎えました。
特記すべきは生まれて初めてのオシモ洗い。できれば意識のない時にやってほしい。恥ずかし…。
こんな感じの手術前後でした。これ以外詳細に書いても仕方ないのでかいつまんで。
<痛み>
術後、切った部分の痛みはさほどでもありません。麻酔も効いているし、痛くなれば硬膜外麻酔を注入できます。
痛いのは絡んだ痰を切ったり、咳をしたりするときです。これが一番しんどかったです。
また、途中で胸腔ドレーン(要は胸腔内に溜まった体液をストロー状態で吸い出す装置?)に話をするたびに気泡が出るので、肺の空気漏れがあるということで、肺に炎症を起こさせて開口部を塞ぐ施術を受けましたが、これは結構痛かった。故意に炎症を起こさせるのだから当然か…。
いずれにしても手術は身体に対する侵襲ですから、痛みを伴わないはずがない。(と2度ほど主治医に釘を刺されました。やたら痛がる患者は面倒くさいはずです(笑)。)
<リハビリ>
肺の機能、運動機能の回復・保持のために、手術翌日からリハビリの方が病室に来られました。
8/2(金 手術翌日)
ICUにいるときから、急に汗をかくということが何度か。
この日のリハビリの時もそんな時、リハビリの先生に促されて歩き始めるも、病室を出たとたんに「寒い!」と感じ、震えが止まらなくなりました。よって、この日は中止。
8/3(土)
この日は何とか病棟を1周。まだ呼吸に違和感がありました。
8/5(月)
この日から1Fのリハビリ室へ。
・エアロバイク15分(負荷35W)、パルスオキシメーターつけてゆっくりと漕ぎました。
入院以来お世話になったパルスオキシメーター、
指先に挟んで、色で酸素と結合したヘモグロビンの割合と脈を表示してくれる。
欲しくなった。90%以上で正常値、一般的には98~100%らしい。
私は97%が平均だった、少し負けた気分(笑)。
8/6(火)
・エアロバイク20分(負荷40W)、昨日同様まったくきつくない程度で。
・両脚カーフレイズ 30×3セット。これが意外に効いた。
8/7(水)
・エアロバイク25分(負荷45W)、脈拍110程度まで。
・両脚カーフレイズは昨日同様、昨日の筋肉痛が出ていた。
8/8(木)
・エアロバイク30分(負荷50W)、脈拍120程度まで。平均時速29kmで。
・両脚カーフレイズ同様。
8/9(金)
・6分間歩行⇒555m、手術前(7/31)が610mだったので90%くらいか。
終了時の脈拍は今回の方が低かった(103回/min)。
・両脚カーフレイズ同様。
・エアロバイク30分(負荷55W)、脈拍120程度まで。平均時速31km。
毎日、前日より時間も負荷も距離も速さも落ちないように意識しましたが、身体の負担、不調なく来ました。
明日は退院の予定です。早く現場復帰できるようにまずはできることからボチボチ行きます。
約10日間、主治医、看護師はじめ病院関係の方、治療に専念させてくれた職場の同僚、
そして家族に心から感謝します。
今回の手術・入院に関してはこれにて終了!
リハビリは手術前より余程健康的な運動ですね。
私も今リハビリ中ですが、私より負荷が高いような..,
今日から近場でエアロバイク漕ぎ、
犬の散歩ウォーキングスタートです。
それにしても娑婆は暑い!