さて、金沢城から展開すればもはや兼六園だ。あまりにメジャーな観光地、日本三大庭園のひとつ。どうでもいいが、ありとあらゆるものが三大というグループになるのが日本らしいところか。
その中でも兼六園は中を周遊するだけでもいろいろ見どころがあって面白い。たとえば、この噴水・・・園内の霞が池との高低差を利用して噴出させている。
この時代の噴水としては極めて珍しいものという。シンプルなものだが、江戸時代にこれがあったということで、加賀藩の権勢を感じるところだ。
さらに回ると、唐崎松というのが目に留まった。これは、松の名所として名高い滋賀の唐崎から移してきたものという。
立派な枝ぶりでなかなか見事だ。こうしたスポットはたくさんあり、見ると浴衣に着替えて見に来ている女性なども・・・
だが、そんな中でもやはり人気のトップはトップ写真の灯籠だ。徽軫灯籠(ことじとうろう)と呼ばれているが、実は最初からこの形でなかった由。
片足が折れているが、その原因には所説あるが、いずれにしろ修理せずに、石の上に片脚を乗せてバランスを保ったことで、結果観光名所になったという・・・
この名前は、形が楽器の琴の糸を支え、音を調整する琴柱(ことじ)に似ているため、その名が付いたと言われているが、それにしても難しい漢字を充てている。
この日も、橋の上で写真を撮るお客さんで賑わっていた。小生、兼六園は三回目だが、いずれも夏の季節で、紅葉や雪の季節に来てみたいと思うのだが・・・
こちらを見たら、そんな気分になれるかも知れないのでご参考まで。
さてさて、この辺でソフトクリームな気分になってきた。こんぴらのときはうどんよろしく「かまたまソフト」というものをいただいたが、ここはやはり「金箔ソフト」だ。さすがに値段もすごいが・・・
もちろん金箔は味そのものはしないので、食べてみれば普通のソフトクリームなんだが・・・まあ気分で。
ちなみに現在日本の金箔の99%は石川県で作られているというから、やはり一つの産業であろう。
ひといきついたところで、もう一か所のポイントに向かう小生であった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます