
さて、雲見園のご主人は漁師でもある・・・ということで、自らイセエビを取ったり、魚を取ったりしている由。お宿は文字通り港のそばにあるので、料理となればお魚が中心となるのは当然か。
ちなみに、小生は三流サラリーマンだったが、父の代までは伊豆の漁師だったし、ガキの頃は三食魚というのが普通だったくらいで、いささか魚にはうるさい。
そんな小生、伊豆の海で取れる魚をどう食べさせてくれるのか楽しみにしていた。まず、食事処に行くと、トップ写真のお造りがドーンと。
イサキを一匹まるごとさばいてくれてあるのに添えて、マグロやキントキ、メジナなど4種類のお造りが並んでいる。
写真では見えないイサキの向こう側も4種類並んでいて、これで2人前である。また先付っぽく手前に並んでいるのがこちらの写真。サザエの壺焼きも付いている。
さらに野菜の鍋などをつついていると、出てきたのが、カサゴの焼き魚。これが、なかなか大きなサイズで抜群に美味しい。
このサイズのカサゴはなかなか食べられないぞ。そして煮物などいただいたりしていたが、お造りがたくさんあるので、それだけでお腹にいっぱいくる・・・
そして、ご飯とともに出てきたのがワタリガニの味噌汁。これがまずいわけがない。全体としてはシンプルだが、漁師の食事って感じのもので、お魚のレベルも高く、大満足だ。
翌朝の食事が、こちらの写真。これまた海辺の食事という感じで、これまた質・量ともに十分。梅干しや岩ノリなど、地元のものにこだわっているのも嬉しい。
朝食後、ロビーでコーヒーをいただいた。いくつかの種類の豆があり、お気に入りをチョイス、さらにカップもお気に入りを選んでいただける。
小生はフグの形のカップにした。そこで女将と世間話などしながらくつろいだりして・・・やはり、小さなお宿といいつつも切り盛りのご苦労などもある様子。
さらにチェックアウトの時には、女将さんのお勧めの秘湯の宿のパンフなどをいただいた。秘湯のお宿の女将さんたちのネットワークもある由。
実は、お風呂のそばのお休み処にこちらの息子さんが、甲子温泉大黒屋と高湯温泉吾妻屋に夏休みに行ったときのレポートが置いてあり拝見した。
今から11年前のものだったが、小生も出掛けたことのあるお宿なので、なんとも親近感を覚えたりして・・・
さらに親近感といえば、こちらの息子さんは今京都にいらっしゃるというし、女将さんは名古屋のご出身という。いずれも小生にはご縁のあるところ・・・
なんだか、いろんなところにつながりが感じられて、ますますこのお宿のファンになった次第。
このホスピタリティが気に入り、魚がお好きならお勧めのお宿である。そうそう、雲見の観光ポイントについては別稿にて紹介しよう。
あっ、三鷹市在住のFC東京サポには内緒にしておかなくっちゃ(苦笑)
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