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「かやの家」は疲れたときの隠れ家と書いているが、いいのは温泉だけではない。こちらのお宿には、秘湯巡りを始めた頃から来ている。ちなみに、一番最初が「大丸あすなろ荘」、次が「かやの家」、その次が「美郷館」だ。
実は「かやの家」はロビーやお風呂に関しては、最初におじゃました時から変わっていない。トップ写真のロビーは、磨きこまれたフローリングが気持ちよく、裸足になりたくなるほどだ。
かやのお風呂とともに、木の空気感が館内に満ちている。
そして、宿泊は年一回ペースではあるが、すっかり常連みたいになっていて、お部屋もいつものところ・・・ちなみにお風呂に一番近いお部屋だ(苦笑)
さらにチェックインについては、女将さんの顔パスで書類もスルー、中居さんにソッコーでお部屋に案内してもらう。こうしたパーソナルな対応は、秘湯のお宿ならではだ。
食事は今では貴重な部屋食で、中居さんが運んでくれる。温泉効果もあり、元気な気分でボトルワインの後、地酒の甕口酒をいただいた。
そうそう料理の方は、山の幸を中心としたヘルシーなもの。刺身とかは出ず、逆に今回ローストビーフが出たのが意外だったほど。
なんとなく、身体の中から元気になりそうな・・・そんな気分の料理が並ぶ。秩父なのだから、マグロやイカが出ないのが自然である。
残念なのは、以前は〆のご飯代わりに手打ち蕎麦をいただけたのが、今はなくなったこと。ただ、今でも夕食後に小さなおにぎりをサービスしてくれていて、お夜食にと。
これがまた、女将の一筆がついていて、秘湯らしいサービスだなあと・・・これは最初の訪問時から続くものだ。
今回で何回目だろう・・・なんて思いながら、女将さんが当時から印象がまったく変わらないことに驚いている。
秘湯のお宿らしく、宴会でどんちゃん騒ぎをすることもないし、ひたすらお休みとお風呂と食事を楽しむお宿として考えると、ロケーションも含めベストだと。
今回宿泊したことをブログで知り合った人に紹介したところ、「行きたいけど、桂さんの行くお宿は、なかなか予約が大変でしょ」と。
実は、こちらは比較的予約がとりやすく、しかも価格もリーズナブル・・・子供がNGなところだけ気を付ければ、どなたにもオススメできるお宿なのだ。
あ、こんなこと書くと予約が取りにくくなるかも・・・うーん、複雑だなあ(←手遅れ)
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