
現在、テレビ朝日が必死になって番宣しているのが、フィギュア国別対抗戦だが、マスコミが騒ぎ立てるほど、日本はこの団体には強くない。
そのことは、前回のソチでもはっきりしていて、男女のシングルではそれぞれそれなりの成績を上げられるのだが、ペアやダンスが残念ながらその水準にない。
選手を責めるつもりはなく、文化とかいろんな課題があり、まだこれらについては、選手層のすそ野が広がっていないためというべきだろう。
現在アイスダンスでは、元シングルの選手だった村元が頑張っているが、こうしたことからすそ野が広がればと・・・
さて、余計なことからスタートしてしまった。いつものようにスポーツニュースなど見ていたら、この記事が目に留まった。
女子シングルに出場する樋口新葉が、練習ではあるが、トリプルアクセルを二度成功させたというのだ。
とはいえ、おそらく多くの方が今回出場する樋口新葉と三原舞依についてはあまり認識がないのでは・・・と。
三原の方は四大陸で優勝した上に、先日の世界選手権でも5位に入り、少し名前が出つつあるが、樋口の方は・・・かも。
現在16歳で、日本橋女学館に通う高校生だが、全日本選手権では三年連続表彰台に登っていて、平昌での活躍も嘱望されている。
その樋口が、トリプルアクセルを成功させたことは大きい。記事によれば国別対抗戦には取り入れないというが、来季のプログラムには入れてくる予定と。
これまで公式大会でトリプルアクセルを成功させた女子は、世界で7人しかいない。そのうち四人が、日本選手(伊藤・浅田・中野・紀平)というのもすごいが・・・
その紀平も含め、樋口・三原・本田などが、宮原や本郷などとともに平昌を争うことになりそうだ。個人的には樋口のジャンプ・その他のバランスのいい安定感ある演技がお気に入りなのだが、樋口と本田で・・・はちょっとひいきすぎるか。
皮肉にも三枠が二枠になってしまったが、いずれにしろ早くも来季が楽しみになってきたぞ。
頑張れ! 樋口新葉
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