アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

スペイン紀行9アルハンブラの思い出

2005-08-04 00:57:20 | スペイン紀行
今日の午前中はスペイン観光のハイライトであるアルハンブラ宮殿の見学である。世界遺産としてあまりにも有名なこの宮殿は、グラナダにイスラムの王国があったころの宮殿で、約700年前のものだという。

 さすがに世界遺産であり、一日8000人しか見学できないという。当日券は特に夏の間はなかなか入手できないというが、当日は、朝かなりの人数が並んでいた。
 我々のツアーには、日本語を話すガイドさんがついた。この男性ガイドさんは、ノリが完全にオヤジギャグであり、なかなか我々を笑わせてくれる。

 そうはいっても、ポイントをしっかり押え、しっかり説明してくれるのでわかりやすい。このアルハンブラ、巨大なだけでなく、精緻な内装の宝庫だ。よって、ポイントを外していたら、興味も半減したかも知れない。
 結論から言えば、聞きしにまさるすばらしいものだった。

 アルハンブラの思い出という、古い曲が聞こえてくるような風情だが、元々は赤い城という意味だったそうな。鉄分を含む土のかげんらしい。
 写真は有名なライオンの中庭である。ここは、王様のハーレムであり、4人のお后さまと愛人(200人いたとか!)のお部屋があったという。

 しかも愛人は、若い子だけで、17歳になると、このゾーンからは出されたとか・・・うーん、王様ロリータ疑惑発覚(爆)
 でもちょっとうらやましいぞ(汗)。まあ、体が持たないだろうが・・・などといいつつ、精緻で豪華な大理石やしっくいの彫刻、寄木細工に感動していた。

 ちなみに、この寄木細工は16世紀にグラナダの宣教師が日本に来て、箱根の寄木細工になったという。おお、日本とアルハンブラの接点があったとは!
 ところどころから、昨日見たアルバイシンの丘も見える。吹き抜ける風が心地よい。別荘のあった、夏の離宮に着く頃はさすがに少し皆バテていただろうか。

 だが、夏の離宮で新婚さんかカップルかわからないが、場違いなお姉さんがいた。彼にブリッ子しているのだが・・・人工的に顔が真っ白なのだ(爆)
これだけすばらしいところで目に入った強烈なブリッ子(笑)、あれ以来会わずにすんでいる迷惑親子の奥さんのルーツを見たような気がした。
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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アルハンブラの思い出 (ゆきこママ)
2005-08-04 06:19:25
やっぱり桂さまもこの曲ですか。

さすが同年代!?(爆)

しかし、これだけの世界遺産に感動した後に、やっぱり女性の話題が出てくるところは。。。さすがとしか言いようがない(核爆)
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是非、観てみたぃぃ (雪ダル)
2005-08-04 17:02:47
>一日8000人しか見学できないという。当日券は特に夏の間はなかなか入手できないという

φ(.. )メモメモ
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ハーレム (みき)
2005-08-04 23:37:20
ハーレムだったのですね。

知らなかったです!

あんなに素敵なところなのに、やらしいわ~~。



顔の真っ白なお姉さんも見ものですね。
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ポイントを (すぽっと)
2005-08-05 01:35:00
押さえた説明をしてくれるガイドさんで良かったですね。そういうのがないと、いくら世界遺産でも漠然と見学する事になりかねないですものね。。。って。。。ポイントが「師匠用」になっていたところもあったようですけれど。。。(爆)。



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何だか幻想的ですね (ちー)
2005-08-06 02:56:05
宮殿・・・小さいときからなぜかこの響きが好きでした。。。セレブに憧れていたのでしょうか???

私は寄木細工が大好きなんですが、ここにルーツがあったんですねっ。カンドー



そのガイドさん、私の中ではストライクゾーンど真ん中かもしれません。オヤジギャグを交えてのガイド・・・ステキすぎます



そして人工的な白さのお嫁様にも乾杯
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