アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

国立大入試の一斉追試で感じたこと

2020-07-14 14:18:22 | つれづれ

今朝のテレビニュースで、国立大学の入試で、一斉追試をすることが検討されているというのが流れてきた。

 

 一言でいうと、新型コロナに罹患し、受験できなかった受験生にチャンスを・・・というものだ。このこと自体にイチャモンをつける気は毛頭ないと、あらかじめ言っておく。

 だが、このニュースを聞いた小生の第一印象は「えっ、なんで? 」というものだった。次の疑問は、追試の対象になるのは新型コロナだけだろうか? と

 

 もし新型コロナだけなら、極めて不公平な制度になるだろう。新型インフルエンザを含むインフルエンザに罹患した受験生はもちろん、結核とかはしかに罹患した人は?

 また思い出すのは、暴走車によって通学途中の受験生が瀕死の重傷を負った事件。このようなケースは?

 

 少なくともこれまでは、「大事な受験の時期に病気になる方が悪い」という整理をされてきたはずで、ましてや上記のような事故のケースも同様に例外はなかったはずだ。

 と・・・ここまでしつこいのは、小生自身が現役の学生のとき、国立大の一時試験が終わり、さあ二次試験というときに風疹に罹患し、一年棒にふったからである。

 

 小生の場合は捲土重来を期した翌年、二次試験の前日から謎の高熱に襲われ、結局二度目もダメだったのだが・・・

 話を戻そう。今回のケースでコロナに罹患した人にチャンスを与えるのはよいと思う。ただしコロナだけ・・・では片手落ちだ

 

 ただ、そうなると風邪はどうだとか、ペストはどうだとか、赤痢はどうだ・・・エボラ出血熱は・・・って、キリがない。

 およそ、他人に感染させるおそれのある疾病は・・・という整理なら、インフルエンザは入れないわけにいかないだろう。

 

 さらには交通事故で大けがをした・・・というのはどうだ。大丈夫だと思いたいが、なんとなく現政権のことだから、コロナだけに止めておきそうな。

 もしそうなら、実際の受験日程に対し、ラストの追い込み猶予期間を得られるという点で考えれば、インテンショナル感染を狙う輩も出るのでは・・・と。

 

 いささかしつこいが、受験のときに風疹に罹患したときに、周囲からボロカス言われたことは一生残りそうだ。

 それこそ、心が緩んでいる証拠だとか、不注意だとか・・・かくなる上は、小生もこの機に国立大学リベンジを考えるか(苦笑)

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2 コメント

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お師匠様の鋭い観察洞察感に驚き (大石良雄 (本名))
2020-07-16 08:59:17
拝啓 お師匠様にはよろしくお願いいたします。
しかし、、、お師匠様が「大学入試の際、こうした悲劇に直面され大変な思いをされておられていた」事を知り、今更ながら自分の経験と重なる思いがあり、涙が出ましたね。
 あれは自分が16歳の高校一年の頃、、、「クラブ活動での放送新聞部の代表として、ニッポン放送のレディオ生放送に出演する直前に、酷い風邪をひき、どうしても出演したいのを医者から止められ断腸の思いで断念した」事を思い出しました。おっしゃられる通り、当時も今も「大事の前に風邪なんぞおっぴくなんぞとんでもねぇ」と。それこそもう国賊非国民扱いでしたね。
確かに、自分も高卒後「音大受験に失敗し夢破れ、急いで卒業直前に都内の某商事会社に潜り込んでサラリーマン生活を送り、その後スカウトされて某プロダクションから、ピアノ奏者兼音響PAエンジニアとして突然音楽の仕事を経験できた」と言う、数奇な運命をたどりましたが、当時から散々言われましたのは「怪我も病気も全て自己責任」と。ましてや三流どさ周り?としても「芸能界の端くれ」としては厳しかったですね。
今回のお師匠様の懸念は自分の懸念でもありまして、
おそらくは「低脳短小軽薄の政治屋さんや政治業者、政治ゴロ供の、猿知恵、吹き出し、その場逃れ」なのでしょうね。こういった微妙な話や提案は「それを行うためにはその背後=バックボーンにどういう状態が控えているのか? お師匠様の言われるインフルや怪我や事故等はどうするのか? その証明は? 」 大変難しいですよね。それによって「思わぬ役得? 拾い物? 」と感じる者達も当然いるでしょうね。まぁ政治屋なんてぇ選挙の時のテメェの票読みしか無いですからねぇ。おそらくは散々揉めていつの間にやらしらばっくれでしょうか。
ましてゃお師匠様には当時「思いっきり周囲から叩かれたという自分と同じ経験」を持ち痛い程解っておられる方、、、、この際「リベンジ含む、歌劇な、、じゃあ無かった過激なアクション」等も許されるかなぁとひそかに思っております。   敬具
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大石様いつもながら・・・ ()
2020-07-16 09:31:00
大石様
いつもながら、お互いにいろんな経験をしてきたことに感慨を覚えます。っていうか、そういう歳回りですので当然かもしれませんが・・・
 「怪我も病気も全て自己責任」という言葉に頷かれる方、けっこう多いのではと・・・小生の高校は野球部は弱小の極みでしたが、突然変異で一年下にものすごいエースが入ってきて、夏の甲子園予選の優勝候補になったことがあります。
 ところが、県予選の一回戦の前々日に伊豆南部を集中豪雨が遅い、土砂崩れや洪水でエースを含むレギュラーの家も複数流され、ユニフォームも揃わなかったことがありました。
 予備校生だった小生は、母校の甲子園予選敗退の記事がスポーツ紙に大きく出ているのを見ました。彼も世が世であれば・・・と。これも自己責任? というケースは少なくないだろうなあと。

 GoToキャンペーンもお宿に聞くと、感染対策について細かい対応はまったく規定されておらず、お宿と保健所に丸投げ。こんな政治屋たちにはわかれという方が無理筋でしょうね。
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