アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

端午の節句に衛生?

2005-05-05 08:55:25 | マニア
5月5日は、端午の節句である。ということで、しょうぶ湯や柏餅をはじめ、端午の節句にちなむ商品がスーパーにも並んでいた。

 そんな中、鯉のぼりの形のお菓子を見つけた。商品の名前は、エイセイボーロという。なんなんだ、エイセイボーロって?
 ボーロはタマゴボーロでおなじみのあのボーロであろう。では、エイセイってのはなんだ?袋の裏を見てみた。すると製造元が西村衛生ボーロ本舗だった(笑)

 ということは、商品名のエイセイとは衛生のことだったわけである。しかも、よくみたら袋の表にも、「西村の」と書いてある。
 つまりこの商品は、西村衛生ボーロ本舗の製作している「西村のエイセイボーロ」ということになる(←おいおい)なんともストレートなネーミングである(爆)

 興味が湧いたので、さらに袋をよく見たら、創業明治26年の京菓子と書いてある。恐るべし、西村衛生ボーロ本舗!ボーロ作って、(指折り数えて)112年!(数えたのかよ)
 うーむ、しかしこの単品を1世紀以上作り続けるとは!さすがに京都の老舗というべきであろう。しかし、普通はより汎用的なネーミングに会社名とか変えないか?

 逆に、これだけストレートな会社名を続けているというからには、この商品だけしか作っていないのではないか。とするとパッケージはどうか・・・
 まさか、桃の節句にこんな入れ物で売っているはずはない。たぶん、季節に合わせてパッケージを変えているとみた。

 すると、桃の節句の頃は雛あられ風か。七夕の頃は、天の川バージョン、十五夜の頃は、お月見バージョン。なるほどうまいこといくぞ。
 そして、クリスマスからお正月を経て、2月に入るとバレンタインバージョンとして、チョコレートで登場って、それじゃあボーロではなくなるぞ(爆)

 さすがの京都の老舗も時代に揺らぐ灯火ってか・・・(汗)しかし、さすが老舗である。調べたらこういう熱狂的なファンもいるようだ。衛生ボーロよ永遠なれ!
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4 コメント

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常識? (ちんたら)
2005-05-05 19:24:52
昨日スーパーで“エイセイボーロー”を見つけあっ!懐かしいって喜んでいたところです。(私にとってはタイムリーな話題)京都人としてはごくごく普通に慣れ親しんだお菓子です。離乳食を卒業したくらいの赤ちゃんから幼稚園、小学校位まで非常に幅広い年齢層のお子ちゃまに大変好まれて食べられたお菓子で、私も好んで食べていた一人です。反対に“たまごボーロー”って何?って感じです。

ただ、確かに“エイセー”って名前は小さいころ子から非常に不思議に思っていましたから今回大変勉強になりました。それに京菓子であったとは
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コメントありがとうございます ()
2005-05-05 20:30:06
この記事を書くとき、見たHPによれば、関東人は卵ボーロ、関西人は衛生ボーロとして認識しているというのを見て、もしかしたら関西人には疑問でもなんでもないのかと思いましたが、やはりそうでしたか。



でも、京菓子だったことはご存知なかったのですか?



あ、そういえば蕎麦ぼうろも京都か・・・
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ボーロって (すぽっと)
2005-05-06 07:08:43
そんなに長い歴史があったんですね。

で、こちらの日系スーパーで良く見てみると、今じゃ何種類ものボーロが、色々な会社で作られているんだな、って思いました。こっちに来ているのだけでこんなにあるんですから、ホントに種類が多いのでしょうねぇ。



しかし、エイセイボーロの中にあった「大人用のボーロ」って、何か味が違うんでしょうか...
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またまたへえーっ ()
2005-05-06 23:53:44
アメリカにもボーロが進出しているとは・・・これまたへえーっです。



確かに大人用ボーロ・・・気になります。

ひょっとして、食べるとエッチな気分に・・・なるわけないか(笑)
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