「日本秘湯を守る会」のお宿においてというよりも、日本で一番予約の取りにくい宿とも言われているのが長野県須坂市にある「仙仁温泉 岩の湯」である。こちらのお宿については、2010年の8月に初めて訪れてから、毎年8月に出掛けている。
人気の宿ということで、最初に予約を取ったのが2009年の8月。一年後でしたらなんとか・・・とそれでも平日しか取れなかった。
以来、宿泊したときに翌年の予約をして帰るというパターンを繰り返している。今回が8回目ということで、さすがに新鮮な感動ということはなかったが、それでも大満足だった。
今回は、事前の観光が思いのほか時間がかかり、宿に到着したのは14:30。このお宿のチェックインが一番混むのが14時だから、結果的にはオーライだったが・・・
そのツケはチェックイン後に早速現れた。こちらのお宿は大浴場のほかに、名物の貸切露天風呂が三か所ある。
予約は不要で、空いていればどうぞというスタイルだが、人気の高い二か所はすでに入浴中だった。幸い、もう一か所は入れたので、すかさず入浴。
こちらのお宿のお風呂は、大浴場も含め、すべてにタオルとバスタオルが完備しているので、文字通り手ぶらで入れる。
貸切風呂は、シャワーはもちろん、シャンプーやソープも完備していて、ゆっくり入れる。小さなお宿の大浴場くらいの感覚だ。
だが、ここで長居するのはさすがにマナー違反だ。ってか、梯子をしたいため、休憩室でハンモックにぶら下がったりしながら待つ。
しかし、小生が来たときに入浴中だった二か所は一向に空くことなく、しばし待つことに・・・ようやく空いた一番人気のお風呂に入った。
すると・・・突然の夕立ち(厳密には昼立ち?)・・・むむ、こんなことでめげていてはいかんぞ。こちらの貸切風呂に入ると、マイナスイオンを感じて、本当にリラックスできる。
そしてここから、大浴場に展開。男女別ゾーンと混浴ゾーンがあり、混浴ゾーンは洞窟風呂になっていてぬる湯につかってサウナ効果が楽しめるもの。
さらに湯あみ着も完備しているので、家族はもちろん、カップルで来ても安心して楽しめる。
もはや恒例となっているのは、ここで汗をかいてから、ラウンジで生ビールをいただくこと。緑を眺めながら、いただくビールは抜群に美味しい。
さらに恒例になっているのが、ここから翌年の予約を取ること。ここまでやって、夕食まで一休みだ。
夕食後は、再び貸切風呂に入り、就寝。翌朝、さわやかに目覚めてから、大浴場から貸切風呂に展開。
今回も大々満足で宿を後にした。例によって、食事等は別稿にて。
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