アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

吾妻小富士と赤い夕陽の渡り鳥

2024-09-23 06:00:00 | つれづれ

新高湯温泉から高湯温泉に向かった小生、ルートだけなら磐梯吾妻スカイラインを使わずに行くのが近いのだが、せっかくなのでスカイラインを・・・と。

 

 この日は天気が悪くなる予報だったので、本来なら檜原湖とか五色沼あたりにも立ち寄ろうかと思っていたが、スルーしてまっすぐ浄土平に。

 浄土平はスカイラインの中間点にあり、レストハウスもある。浄土平は、一切経山と吾妻小富士に挟まれるロケーションだ。

 

 吾妻小富士は富士山の頂上付近を切り取ったような形をしていて、浄土平からは普通の靴でも登れる。約10分で火口に到着。

 火口は見事な円形で直径は500mという。浄土平から登ったところは火口の中で一番低いところで、一周するとそれなりにかかる。

 

 浄土平に下りるところで雨がパラパラ落ちてきた。ラッキー・・・と思ったら、あっという間に土砂降りに・・・レストハウスに駆け込んだ。

 時間的にもちょうどランチタイムということで、小生はMAGUMAカレー、同行者は吾妻カレーをいただく。これが意外にも(失礼)美味しかった

 雨宿りよろしくレストハウスのテレビを見ていると、古い映画が流れている。どうやら小林旭のようだが、女性は浅丘ルリ子? そしてロケ地は・・・あっ浄土平周辺だ

 それにしても古い・・・あっ、小林旭の渡り鳥シリーズだ。エンディングのタイトルバックでこれが「赤い夕陽の渡り鳥」だと知った。こんなポスターも貼ってあった。

 この映画、なんと1960年のもので、磐梯吾妻スカイライン開通記念の映画だという。こちらでダイジェストがご覧になれる

 これによると、開通当時は未舗装だったことがわかる。いやはや古い・・・

 渡り鳥シリーズは小生も見たことはないが、馬に乗ってギターを持った小林旭が全国を渡り歩く物語だ。

 パッと見かっこいいが・・・冷静に考えると、彼はどんな宿に泊まって移動しているんだろう。市街地では、馬を泊めてくれるところはなかなかないぞ。

 

 またスピード的にもなかなか厳しいだろう。野宿も避けられまい。その割に、荷物は少ない・・・にも関わらず、TPOでスーツになったり・・・

 あ、地味に電車にも乗ってる・・・おい、あの馬はどうしたんだ(爆)

 渡り鳥シリーズは8作続いたというが、すべて浅丘ルリ子や白木マリなどもセットで、設定を引き継いでいるという。

 行く先々で、事件に出会うところは許そう。しかし、どうしてそこに他の関係者までもがついて来るんだ(苦笑)

 昭和って、良かったんだなあ・・・(遠い目)

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