少し前の記事で、故郷の「雛のつるし飾りまつり」について取り上げた。今回は「うえだ」に出掛けた流れで帰省し、つるし飾りを見に行くことにした。
実家からほど近くに通年で展示されている「雛のやかた」があるが、やはりこの時期に行くのが正しいかと。
まずは遅ればせながら故郷の神社に初詣に・・・数年前からこちらにも「つるし飾り」が展示されている。
写真ではわかりにくいが、とんでもなく巨大なお雛様と後ろに御神輿が飾られている脇に「つるし飾り」が展示されている。
前の記事で紹介した素戔嗚神社の段飾りは2月の後半からだが、こちらは1月から飾られている。
そしてここから「雛のやかた」に移動。週末ということで、それなりにお客様で賑わっていた。
メインは「つるし飾り」であるが、やはり真ん中にお雛さまがいてこその絵になる部分があり、この華やかさは素晴らしいものがある。
もちろん、華やかさだけでなく、ひとつひとつの飾りの意味や、お母さんやおばあちゃんが孫のために作ってくれる思いなどを改めてかみしめたいところである。
小生は男なのでつるし飾りは無縁だが、それでも小生の初宮詣りの着物は亡母が保存してくれていて、次世代にと残してくれた。代々受け継がれることも嬉しい。
そんな中、展示で眼に入ったのが「キンメダイのつるし飾り」だ。稲取だからキンメが飾りに入るのは当然だが、こちらの飾りはキンメの中のキンメだ。
実は地元の人には有名だが、キンメのカマの部分を食べ進めると、中にキンメの形の骨が出てくるのだ。一匹につき二個あるのだが・・・
これをキンメの中のキンメとか、鯛の中の鯛などと呼んでいて、それをつるし飾りに仕立てたもの。
観光でいらしている方にちょっとウンチクよろしく解説をしたりして・・・とかいいつつ、一通り展示を拝見した後、知人が「つるし飾り」の売店を出していたので、ささやかに営業協力を・・・
気がつけば、2月も目の前、いよいよ河津桜まつりもスタート目前だ。このタイミングに合わせ、稲取と伊豆大島の航路も運行開始となっている。
ここ数年、この時期に伊豆大島の椿まつりとタイアップする形で運行されている。河津桜、つるし飾りと椿まつり、ご興味のある方はぜひお出かけをお願いしたい。
一泊二日で、温泉とセットにもできますよ~
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