アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

さわやかな男子高校生を見た。

2010-10-29 06:26:57 | つれづれ
小生、職場へは朝余裕をもって出かけ、回り道をしながら歩いていく。その途中に、電車のガードをくぐるゾーンがあり、そこはご覧のとおり自転車での走行は禁止だ。

 つまり、このゾーンは自転車を押して歩くのが正しいのだが、トップ写真にもかすかに写っているように、およそここで自転車を押している人を見たことがない。
 老若男女いずれもであり、歩行している我々からすると危険そのものなのだが、下手すると傘をさしたまま、どけどけとばかりに、ベルを鳴らしながら走る輩も多い。

 以前、あまりに腹が立ったので、道の真ん中に描いてある自転車走行禁止の字を踏みしめながら、通せんぼしたことがある。
 当然自転車を走らせている方は、どけどけと主張していた。というか、そこはすごいスピードで自転車が続々と走ってくるのだ。

 そんな中、先日小雨の朝、嬉しくなる光景を見かけた。トップ写真のゾーンに来たある男子高校生、きちんと自転車を降りて押して歩き始めたのだ。
 雨なので、自転車を押していると傘をさせない。思わず傘をさしかけてあげようかと思ったくらいだ。うーん、品行方正を絵に描いたような男の子、拍手拍手。

 自分で言うのもなんだが、小生もどちらかというと、こんな感じの高校生だった。超優等生みたいな感じで、今の小生とはえらい違いだったぞ。
 トップの写真はその直後に撮ったもので、逆に疾走する女子高生が写っている。後にも先にも、自転車を降りて押して歩いているのを見た唯一のケース。

 とてもさわやかな気分になった朝であった。
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