アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

人形感謝祭

2011-10-07 06:24:26 | つれづれ
明治神宮で、一年に一度人形感謝祭という催し物が行われる。不要になったお人形を供養してもらうという行事であり、今年で23回目になるという。こちらが公式サイトである。



 今年は、愚娘が幼いころいただいた大きなぬいぐるみ二体を供養いただこうということで、持ち込むことにした。
 山手線内に場違いなくらい大きな袋を持つオヤジ。その中には、大きなクマさんとうさちゃんが・・・(苦笑)

 ところが、原宿を降り、参道に入ると風景が一変する。同じような大きな袋を提げた人がたくさん・・・気のせいか気持ちも変わってきたような。
 初詣くらいしか来た記憶のないところだが、広い参道をポコポコ行くとようやく本殿が見えてきた。


 すでにたくさんの方がお参りしていて、受付も混雑している。小生も初穂料をお渡しし、ぬいぐるみを預け、代わりに人形(ひとがた)をいただく。
 この人形を所定のお祓いどころに捧げて一区切りということになる。なんとなくだが、安陪晴明の陰陽師という映画のシーンを思い出した。

 当日はホームページにもあるように、本殿の回廊をうめつくさんばかりのお人形の山である。「お人形さんありがとう」という看板が妙に心にしみる。
 確かに、お雛様を見れば、お嬢さんの成長を願い親御さんが買ってあげたんだろうなと思うし、ミッキーの大きなぬいぐるみを見ると、ディズニーランドへ行って、思い出とともに買ってもらったんだろうなあと。



 そう、お人形には間違いなく思い出が必ずセットされている。だから、「お人形さんありがとう」という言葉が似合うと・・・
 ときに、小生の持ち込んだぬいぐるみもどこかにあるはずだが・・・と思い、探してみた。すると・・・あっ、あった。


 しっかり目立つところにクマさんとうさちゃんがならんでいた。「長い間ありがとう、おかげさまで愚娘もしっかり大きくなりましたよ」と心の中で唱えた。
 気のせいか、「僕たちも楽しかったよ」という声が聞こえてきたような気がした。

 明治神宮の人形感謝祭。一年に一回のことですが、皆さんもご不要になったお人形がありましたら、いかがでしょうか。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 久しぶりにフリマに | トップ | が・がまんできなかったiP... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

つれづれ」カテゴリの最新記事