アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

スマホで落語を・・・おちすた

2016-08-03 06:00:06 | スマホ


このところ、すっかりポケモンGOに話題を取られているが、通常のアプリの方も忘れてはいけない。今日紹介するのは、「おちすた」というもの。


 ひとくちでいうと、スマホで落語のいろはが学べるというもの。
このブログの読者の皆さんには小生が落語マニアなのはご案内かと思うが、そうでもない方にとって、落語とは・・・と言われて気楽に行けるかと言われれば、なんとなく敷居が高く感じられるかと。そんな方にはお勧めのアプリだ。

 写真のような萌えキャラが落語の演目についてクイズを出してくれたり、お稽古をしてくれたりする。
 また、用語集なんかもついているので、落語通の間で話している符丁なんかもわかりやすく書いてある。もちろん、掲載されている量は多くないが、今後のバージョンアップに期待だ。

 たとえば、「そのときの噺家がバレ噺をやったせいか、タレの方もなんとなく、変な感じになってしまったし、始めは軽くのっけるつもりだったけど、それじゃあって・・・」
 なんて言われても、ふむふむ・・・なるほどそういうことなのね、とわかってしまう。小生にとっては目新しいものはないが、落語ファンとして嬉しいことがあった。


 このアプリでは、落語を楽しみたいのなら寄席に行こうとお勧めしていることだ。
 最近、テレビで落語を聞くことってほとんどなく、早朝などにわずかにやっている程度だ。よってよく言われるのが、「私も落語が好きで、笑点は毎週見ているんです」というセリフ。失礼ながらこれを聞くと、あぁあなたは落語はご存じないんですねと思ってしまう。

 ある噺家が言っていたが、地方に出掛けるとスタッフの方に、「あと5名の方はいついらっしゃるのですか」と言われるとか(苦笑)。
 落語はピン芸であり、一人でやるものだ。大喜利はあくまで噺家が楽屋などでお遊びでやるもので、落語ではない。あの番組のなせる罪である。

 最近では、落語は気に入った噺家を追いかけて、ホールで聴くのが正しいという輩もいるが、ではどうやって気に入った噺家を見つけるの? と。
 本来、落語は生の声で聞こえるくらいの小屋(寄席)で聴くようなもので、大きなホールはやはり違うだろうと思うし、マスコミには売れていないいい噺家も多い。

 みんなは評価していないが、私は大のお気に入り・・・そんな噺家がいてもいい。そういった人を見つける楽しみが寄席にはある。
 寄席に出ていなくて、ホールばかりやっている噺家もあるが、いろんな演者が出て来てアウェイな客もいるのが寄席だ。それでこそ噺家は鍛えられる。

 あっ、話が脱線してしまった。こちらのアプリ、これから落語を聞きに行ってみたいと思う方にはお勧めである。
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