アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

夜叉神峠から白峰三山を望む。

2014-12-03 06:00:03 | つれづれ


桃の木温泉は、山登りの拠点として・・・と以前の記事に書いたが、宿には北岳など南アルプスの地図なども飾られているが、その登山の基地でもあり、また気軽に行けるのが夜叉神峠である。白峰(しらね)三山の景色が素晴らしいという。


 以前からこの宿に来るたびに、一度行ってみたいと思いつつ、天気や混雑情報などで、なかなか機会に恵まれなかった。
 そんな中、今回訪問してチェックアウト時の天気はバッチリだったし、しかもトップシーズンのオフということで、ここしかないって感じで急遽行くことにした。

 ふれこみに寄れば、登山口の駐車場から最初は急な坂だが、その後はなだらかな坂が続き1時間くらいで峠まで到着するという。
 まあ、ジムでそこそこ鍛えているし、足は大丈夫だろうと思っていたが、えっ・・・けっこう坂がキツイぞ・・・って。

 季節柄、それなりのかっこうをしていったが、たちまち汗が噴き出す。歩きながら上着を脱ぎ、軽装でさらに歩く。
 登山口からしばらくは、枯れた木の林が続くが、そのうちに熊笹のゾーンになっていく。気が付けばかなり登ってきたことがわかる。


 夜叉神峠は標高1770mだが、登山口から約400m登ることになるようだ。1時間と聞いたが、約40分登ったところで写真のような風景が見えてきた。
 おっ・・・いよいよか・・・と思ったが、これでは三山でなく二山だ。表示を見るとあと3分とある。むむむ・・・あとちょいだ。

 そして、到着した峠からの絶景がトップ写真のこれだ。まさに絵葉書のような光景である。白峰三山の光景。左から農鳥岳、間ノ岳、北岳である。
 三座とも3000mを超える山、北岳は日本で第二位の山、間ノ岳も第四位だという。ちょうど、峠でうろうろしていたら登ってきた方がいらしたので、お話をうかがった。

 この景色もあと数時間もすれば曇ってくるという・・・となるとまさにラッキーな瞬間だったということのようだ。
 実際に、ここから山を下りて帰路に着いたが、山の景色に雲がかかっていることが確認できた。実のところ、途中で心が折れかかりそうにもなったが、この景色を見るとすべてOKって感じになった。

 また機会があれば、季節を変えて行ってみたいかも・・・
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