アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

岸権旅館@伊香保温泉

2016-04-19 06:00:04 | つれづれ
小生いわずと知れた日本秘湯を守る会のファンであり、温泉というと秘湯を守る会の宿に行くことが多い。


 が、たまには普通の温泉にも・・・ということで、思い立ったのが伊香保温泉。実は小生、出張で宿泊したことはあるが、プライベートは初めて。
 ということで、選んだのが岸権旅館。名前はいかにも老舗な感じだが、口コミがいいのと、石段街に近いということで選んだ。


 以前の出張では、石段とは離れたところに宿泊していたので、やはりこだわろうと・・・ちなみに岸権とは、岸権左衛門という創業者の名前。
 なんと、創業は天正四年、1576年というから本能寺の変より前。ちなみに江戸時代から今に続いている宿は三軒のみという。





 また岸権から又左衛門と六左衛門が分家した形で、江戸時代には伊香保の大家12軒のうち3軒が岸権の系列だった由。
 ということで、岸権の三か所の浴場はこの三家の名前がついている。まずは内風呂の又左衛門の湯に飛び込む。大きい浴槽だが、温泉は黄金の湯という茶褐色のもの。


 続いて入ったのが、露天風呂の権左衛門の湯。こちらがまず入った露天風呂。時間で入れ替えになるという。温泉はややぬるめだが、適温でゆっくり入れる。
 身体が芯から温まり、日ごろの疲労が抜けていく。ゆっくり楽しんだ後、別棟の展望風呂、六左衛門の湯に向かう。



 こちらは展望風呂というだけあって、外の景色がきれいに見える。隣接した露天風呂にも頭を預ける枕があり、ゆっくりのんびり浸かる。
 これでコンプリートしたので、石段街へフラリと散歩に・・・さらに戻ってから、再び夕食前に温まり、さらに夕食後ももう一度・・・


 となればお約束のとおり、9時前には爆睡・・・で、翌朝は再び六左衛門の湯から権左衛門の湯。前日と男女が入れ替わっている(トップ写真)
 大型旅館なので、あまり期待していなかったが、温泉はかなりいいし、身体の疲れも抜けていく。ちなみに、石段に面したところにはご覧のとおり、足湯もある。


 名前はレトロだが、中身は充実していて、しかもなかなか快適な環境だった。たとえばバスタオルは部屋から持っていくが、お風呂の中で使うタオルは、各浴室にセットされているし、休憩室の冷水もGoo、しかもマッサージ機も無料という嬉しさ。
 伊香保には白銀の湯という源泉もあるらしいが、岸権は黄金の湯を加温のみのかけ流しというのが嬉しいところだ。

 さらに気に入ったポイントは食事にもあった。というところで別稿に・・・

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