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ご存じ「日本秘湯を守る会」のお宿めぐり。今回おじゃましたのは、この時期によく出かける「かやの家」だ。
ロケーションは奥秩父、秩父鉄道の武州日野からほど近い。今回は鉄道でお伺いしたので、武州日野まで送迎してもらった。
チェックインすると、まずは・・・で飛び込むのがお風呂だ。こちらのお風呂は二か所あり、それぞれ内湯と露天風呂のセット。
時間で男女入れ替えになっている。この時間帯は、八角形の露天風呂だ。秩父の冷え込みはそれなりだが、お風呂に入ると芯から温まってくる。
こちらの温泉は加温しているが、いつも適温で長く入っていられるのがいい。こちらのお風呂は「かやの家」の名のとおり、かやの木で出来ていて、香りがまたいい。
いつものことだが、露天風呂を流れる風が抜群に気持ちいい。お風呂から見える杉の林を見ると、花粉が今にも飛びそうで怖いが、東京と違いまだ花粉はたくさん飛んでいない様子だ。
内風呂は、シンプルだが、かやの香りが気持ちよく、これもまた癒される。
いつも、こちらのお宿に来ると、疲労がお湯に溶け出していくのを感じる。この溶け出していく感じは、リピートしているお宿の中でも特筆もの。
こちらのお宿は、子供はNGなので、大人の隠れ家の佇まいだ。だから、お風呂でも静かに過ごせる・・・
いつものようにチェックイン直後をはじめ、夕食前に入り、さらに夕食後と三回入浴。翌朝は入れ替えになったお風呂に入る。
こちらは露天風呂が長方形だ。以前秩父の温泉の宣伝ポスターにこのお風呂が使われたことがある。
今回は、駅まで送りの時間に余裕があったので、朝食後も入った。実はこれ貴重な体験で、提灯の灯が消えた状態での写真は記憶にない。ということで、灯があるのとないのを比較・・・あまり意味はないか(苦笑)
かくして、一泊で5回という記録的な入浴になった・・・が、そんなこともこのお宿に泊まる価値かも知れない。
お風呂自体はこじんまりしているが、それがこちらのお宿らしくていい・・・何もせずご飯を食べ、お風呂に入る、それがとてもゆったりした気分になった。
小生にとって、こちらのお宿は疲れた時の隠れ家である。冒頭書いたとおり、電車でサクッと行けるのも嬉しいところだ。
もちろん、リピートを重ねている理由は、温泉の魅力だけではない。いつものように、その他については別稿にて・・・
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