アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

よってたかって新春落語

2012-01-29 07:00:38 | 落語
菊之丞独演会の翌日、今度は有楽町のよみうりホールにて「よってたかって新春落語」と題する落語会に出かけた。連日の落語会である。



 昼の部ということで、ビルの地下の小洞天でランチとした。ここはシウマイが美味しく、担担麺とのセットをよく食べていたが、この日は半担担麺と半中華丼のセットにした。
 担担麺は辛すぎず、スープを飲みたくなるタイプで、なかなか美味しい。お腹が整ったところで、会場に向かった。

 さて開口一番は市也、小生が市馬の会によく出かけることもあり、よく見るが今回は「元犬」だった。相変わらず声も出ていていいぞ。
 ということで、トップバッターは兼好。ちょっと落ち着きのない高座は、好みが出るところかも知れないが、ネタである「宗論」はなかなかよかった。

 そしてついで出てきたのが白鳥だ。「マキシムドのん兵衛」だったが、何回聞いてもメチャクチャで面白い。
 というところで中入りだが・・・何か面白いものはないのかなあと思っていたら、見かけた顔の人がチケットを売っていた。



 よく見たらなんと! これが一之輔である。自ら、真打披露興行の前売り券を売っていた。先日の蕎麦屋の会の御礼など言いながらチケットを購入した。
 考えてみれば、この会の夜の部で一之輔が出ることに気が付いた。

 さて、後半の開始だ。まずはなんとも軽妙なマクラでスタートした三三。ナベツネの悪口を言いつつ、ここがよみうりホールだと気が付いて・・・という(苦笑)
 始めたネタは「夢金」。この季節にはピッタリだが、サゲがなあ・・・というもの。だが、そのサゲをしっかり品よく直しての口演はナイスであった。

 そしてトリは市馬の登場。何を・・・と思っていたら、これまた季節感ピッタリの「二番煎じ」。
 久しぶりに市馬の二番煎じを聞いたが、さすがの一言。途中で歌が入るところは市馬ならでは。空気の寒さとともにお酒で盛り上がるところは最高。

 やはり市馬に間違いなしである。
 大満足してよみうりホールを後にした。夜の部も悪くなかったが・・・まあ、今回は昼の部で正解だったかなと。
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