ご存じ「日本秘湯を守る会」のお宿巡り・・・といっても最近はリピートしているお宿がほとんどで新規開拓がなかなか進まないが・・・
その中でも新潟にある「貝掛温泉」は指折りのお気に入りのお宿のひとつだ。初めてきたのはこの時で2009年のことだった。
さらに調べてみたら今回の訪問が12回目であった。先日宿泊した「岩の湯」、高湯温泉「吾妻屋」、奥秩父の「かやの家」とともに小生的には四天王とでもいうべき存在だ。
いつものようにチェックインもそこそこに、まずは名物の大露天風呂に入る。というのは、チェックイン後~夕食までしか、男性がこちらに入るチャンスはないのだ。
そのため、チェックイン後と夕食前に二度は入らないと・・・と。さらにいえば、チェックインも14時を目指していく形。今回もジャストタイムに入れた。
こちらの大露天風呂は全国に7か所しかないオール5を取得したお風呂。その最大の特徴は体温とほぼ同じというぬる湯。
季節的にはこの時期だと、少し冷たいかも・・・くらいだが、逆にいえばその分長く入ることができる。
幸い誰もおらず、撮影させていただた上にのんびりと入っていたら、本をお持ちの方がいらした。こちらの露天ではよく見かける光景だ。
さらに加温しているゾーンに行ったら、初めてというお客様と話す機会があった。こうした雰囲気になるのも秘湯のいいところだ。
内風呂も、源泉のままのゾーンと加温ゾーンに分かれているが、加温ゾーンの方が狭いのがこちらのお宿らしい。
さて、湯上りに飾ってある色紙や写真など見ていたら・・・こんなのが・・・おお、なんと結婚式を大露天風呂で・・・
えっ、混浴で宴会? しかも角隠しつけて裸? なんてあせったが、さすがに水着は着ているようだ。よかったあ・・・(苦笑)
逆にこのぬる湯だから宴会もできようという・・・・やってみたいぞ、小生も(笑)
そうそう、こちらでは写真撮影について「禁止」と言わず、「最大限の配慮を願う」としているのが、またこちらのお宿らしい。大女将やご主人のお人柄がそのまま出ているようだ。
温泉マニアとしては、マナーに反する撮影などもとよりするつもりはないが・・・
そして夕食後と翌朝は入れ替えになった小露天風呂に入る・・・泉質は同じで風も気持ちいいが、やはり大露天に比べれば趣は落ちる。
泉質は肌に優しく、くせがないというより、目薬に近い成分のお湯は目によく、大露天でも目を洗っている方が多い。
やはり何度来ても・・・だが、これまでは春と秋が多く、冬だけは来ていない。雪深いこの地域に、かつこのぬる湯の露天に入るのはかなり勇気がいるからだが・・・
ちなみに三鷹市在住のFC東京サポはこちらを気に入り、夏の定宿にしたいと宣言していた。
小生としても、嬉しい反面、人気が高まり予約が取りにくくならないかなあとも・・・って、なら記事にするなよとも言われそう(苦笑)
例によって食事等は別稿にて・・・あっ、小生にとって平成最後の秘湯は貝掛になったんだ・・・(←感慨にふけっている)
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