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先日とある落語論の本を読み、気持ち悪くなったことを紹介したが、口直しというわけではないが、最近刊行された本を読んでみた。
その名も「平成落語論」12人の笑える男たち 講談社現代新書である。いきなり、他の落語論の本を意識したような前書きからスタートするが、結論から言えばきわめてバランスよく書けている本だと感じた。
寄席に行ってみようかと思わせてくれる本というべきか。
取り上げている噺家は12人ではなく、しっかり周辺の噺家も紹介しているし、二ツ目の若手まで入っている。何より気に入ったのが、円楽一門も含め、あらゆる協会に触れていることである。
これは、これから落語を聞いてみようかしらんと思う向きにはお勧めできるぞ。
とはいえ、落語なんてものはあまり理屈をこねて聞くものではなく、自分のお気に入りを(評論家の意見がどうあろうと)見つけて、楽しめればいいものだ。
その意味では、この本とてお邪魔になるかも知れないが、幸いこの本では、寄席の流れを大切にしているし、この落語家の「この噺」みたいな決めつけをしていない。
だから安心して読んでいただけるかなあと思う。
といいつつ、最近はかなりの頻度で落語を聞きに行っており、お目当ての幅も広がってきた。広がってきたことはいいことだと思っているのだが・・・困ったことも起こりつつある。
というのも元々落語を演る側だった小生、いい噺を聞いた後は、ついつい自分もやりたくなってしまい、帰り道に稽古しながら歩くことが増えてきたのだ。
先日の夜のこと、小声だった声がだんだん大きくなっていき、自宅の近くまで来たときのこと、お隣のご主人とバッタリ会ってしまった。
しかも、そのときの台詞が「頓証菩提南無阿弥陀仏、南無弥陀仏と唱えてやる・・・」というくだりであった(汗)
お隣のご主人が小生を見たその目がどんなだったかは、言うまでもないだろう(爆)
ああ、もしかしてお隣さんからは小生あぶないオヤジと勘違いされてしまったかも(←もしかしなくても・・・)(苦笑)
職務質問される機会はまた近いかも知れない(汗)
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寄席に行ってみようかと思わせてくれる本というべきか。
取り上げている噺家は12人ではなく、しっかり周辺の噺家も紹介しているし、二ツ目の若手まで入っている。何より気に入ったのが、円楽一門も含め、あらゆる協会に触れていることである。
これは、これから落語を聞いてみようかしらんと思う向きにはお勧めできるぞ。
とはいえ、落語なんてものはあまり理屈をこねて聞くものではなく、自分のお気に入りを(評論家の意見がどうあろうと)見つけて、楽しめればいいものだ。
その意味では、この本とてお邪魔になるかも知れないが、幸いこの本では、寄席の流れを大切にしているし、この落語家の「この噺」みたいな決めつけをしていない。
だから安心して読んでいただけるかなあと思う。
といいつつ、最近はかなりの頻度で落語を聞きに行っており、お目当ての幅も広がってきた。広がってきたことはいいことだと思っているのだが・・・困ったことも起こりつつある。
というのも元々落語を演る側だった小生、いい噺を聞いた後は、ついつい自分もやりたくなってしまい、帰り道に稽古しながら歩くことが増えてきたのだ。
先日の夜のこと、小声だった声がだんだん大きくなっていき、自宅の近くまで来たときのこと、お隣のご主人とバッタリ会ってしまった。
しかも、そのときの台詞が「頓証菩提南無阿弥陀仏、南無弥陀仏と唱えてやる・・・」というくだりであった(汗)
お隣のご主人が小生を見たその目がどんなだったかは、言うまでもないだろう(爆)
ああ、もしかしてお隣さんからは小生あぶないオヤジと勘違いされてしまったかも(←もしかしなくても・・・)(苦笑)
職務質問される機会はまた近いかも知れない(汗)
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