先日来、麻丘めぐみづいている小生、車の中で聞いていると、青春時代が蘇ってくる。70年代って、いろんなアイドル全盛だったよなあ・・・と。
個人的には麻丘めぐみはそれほどファンではなかったが、同じ頃のアイドルとして思い浮かんだのが、岡田奈々・木之内みどり・片平なぎさである。
こちらに簡単な表を作ってみた。4人の生まれた歳とデビュー年、それにデビュー曲を一覧にしてみた。
麻丘めぐみがちょっとお姉さんだが、その他は同じくらいの年回りだ。ちなみに山口百恵と石川さゆりも同世代となる。
今どきの若い人にはなじみのない名前もありそうだが、片平なぎさは歌手だったの? なんて感じかも・・・
先に彼女たちの現在だが、岡田奈々は女優としてドラマや映画にも出ているようだが、正直あまり見かけない。今では岡田奈々というと、AKBのメンバーの方がメジャーかも。
片平なぎさは今では二サスの女王と呼ばれる女優さんだし、麻丘めぐみはバラエティ番組等で活躍している。
そして木之内みどりは竹中直人の奥様である。そうして見ると木之内みどりを除けば、今でも芸能界で活躍していることがわかる。
ついでに石川さゆりについてはいうまでもないだろう。さらに山口百恵は逆の意味でレジェンドという形で引退している。
ここからはオヤジ世代の個人的な見解だが、当時のアイドルって、メチャクチャかわいいと思うのは小生だけだろうか。
そしてもうひとつ、当時のアイドル歌手のお約束は「歌が下手だということ」だ。皮肉にも、こうしたアイドルの陰に隠れて石川さゆりはなかなか売れなかったという・・・
まあ、当時はアイドル全盛時代で、演歌系だとそりゃあ地味になるわいなあ・・・
といいつつ、改めて昭和ってよかったなあと思うオヤジである。実際には、この4人のほかにも石川ひとみや石川優子、桜田淳子、三木聖子などなど、いくらでもいたんだからなあ・・・
昭和は遠くなりにけり・・・か。
*「小林亜星の驚くべき発言とは?」
お師匠様もよくよくご存じの週刊平凡や週刊明星(当時読めない奴がおりましてめいせいと読んだ奴がおりまして、、、) このどちらかの雑誌の中で「小林亜星と浅田美代子の対談」ってぇ企画がありまして、非常に良く記憶しております。その内容は、浅田美代子が当時あまりに歌が、、まぁ何と言いますか下手と言うか上手く無く、とちりもミスもあまりに多く、またこの人は直ぐに泣くのですよね。これはどうもその後出てくる「松田聖子の芸能界的ウソ泣き?」とは違う様な、、、とにもかくにも浅田美代子がかなり叩かれていた当時の対談企画でした。この時例の「フグ腹警部?と言いますか大太鼓の小林亜星が、実に驚くべき事を浅田美代子に言った」のですが、その言葉とは?「美代ちゃんは歌唱力が在るんだよ。歌唱力ってねぇ、他人に歌を聴いてもらう力なんだ。皆美代ちゃんの歌を聴いてくれてるよね。だから美代ちゃんには歌唱力が在るんだよ」と。如何でしょうかお師匠様、、、このメロディメイクでは日本でもトップクラスの作曲家として未だ現役に君臨する小林亜星の言葉として、これは捨て置けませんね。思い出して頂きたい事は、当時星の数とは申しませんがスター誕生、君こそスターだ、あなたならOK、等など様々な素人のスター発掘番組が花盛りでしたが、、、このスター誕生の中で、実は忘れ難い印象が在ったのがあの「悪友では無かった阿久悠の審査員としての苦渋?の発言」でした。それは当時出演した、まぁどうひいき目に見てもどうしようもない「デブスの女の子」が西城由紀子の歌を歌ったのです。確かに歌はかなり上手かったのですが、、、、批評をのたまったあの悪友先生は記憶ではこうおっしゃられました「音楽、芸能界って必ずしも歌の上手さだけではどうたらこうたら」何か実に数分にわたって持論を展開したのです。結局その子は当然ながら合格しませんでしたが、、、賢明なお師匠様ならお解りですが「天は二物を与えず」とか何とか申しますが、、必ずしも「歌だけ上手ければ、多少の、、、多少のしこめ程度なら許されるのか、、、多少とはどの程度を言うのか、、誠に主観や個人的思考によりますが、自分の考えでは、、、失礼ですが「スカートの中を覗きたくなる女性」ってのがひとつのターニングポイントではないか?と思われます。こちら様では決して名前は出せませんが正直「かなり若くても全然全くそういう気になれない」人も結構多く、更に何処のどちら様とは決して言えませんが、、、かなりの年齢のなられてもまぁ素晴らしく女性として輝き磨き抜かれ、拝み倒して千金万金積んでも何とかしたいってぇ人も実際おられるのです。
不思議とどうも男として皆さん共通しているのには正直驚いていますが、女生徒は決して若いばかりでは無くて、要は如何に「女性として磨き抜かれ自己演出力にたけている女性」こそ年齢を超越して勝ち組なのですね。実際昭和世代のアイドルたちは皆現代のアイドルたちよりもセックスアッピールは強烈でしたし「女としての見せ方」ってぇのも良く解っていましたね。確かに「歌=歌唱力ってぇのは何かと問題や疑問が在った」事も確かですが、それ以上に「ファンや他人や世間に自分の歌を如何にして聴かせられるか?」は、現代よりも真剣でしたね。
何せメディアが「TVとレイディオ程度しか無く、現代の様なネットやSNS等は夢にさえ見なかった原始時代」でしたから。現代は確かに中島美嘉等に代表される「かなりの美少女の上に歌もまぁ物凄く上手い女性」等も結構増えましたし、ルックスと実力双方兼ね備えたアイドルも沢山おられます。しかし昭和アイドルを知るお師匠様や我々は、少なくともかなり現代とは異なっていたのだと言う事を、もっと今世代には知って頂きたいですね。今回は何かと不謹慎な言動があり改めてお詫び申し上げます。 敬具
大石様いつもながらありがとうございます。
一言で言うならば、当時のアイドルは大石様おっしゃるように、魅せ方を心得ていたということでしょうか。
たとえ歌は下手でも、見た目が良ければいい。もっと言えば、若者が妄想にふけられればいいという。その意味では昭和っていい時代でしたよね。
麻丘めぐみのカップスターに始まり、この一連のシリーズにお付き合いいただき感謝します。