アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

ふくい望洋楼で越前ガニを堪能

2017-12-30 06:00:02 | グルメ

先日、「北陸新幹線で行く越前ガニを食べるツアー」のパンフを見たのをキッカケに、出掛けよう・・・としたのたが、何しろ秘湯巡りに忙しく()日程が取れなかった。

  

 さすればということで、都内で越前ガニを頂けるお店を探し食べに行くことにした。それが今日紹介する「ふくい望洋楼」である。

 場所は表参道。この時期のことで、イルミネーションが素晴らしく、当然賑わっている。目指すお店は、この交差点の反対側を少し行ったところだ。

  

 到着するとなかなかオシャレなビルで、福井のアンテナショップもあった。ちなみにビルの名前が南青山291という・・・あとで聞いたところ、この土地は福井県が所有しているという。なるほどそれで「291」かと。

 写真ではわかりにくいが、ビルの入り口にはベンチに座る恐竜のオブジェが・・・

  

 さて、目指す望洋楼は、福井のアンテナショップの隣にあったが、入り口とその奥を見ると、たちまちなんともいい雰囲気である。

 越前ガニとは、いわゆる松葉ガニとかズワイガニと呼ばれる品種だが、福井の三国港で取れるもの。ブランドとなっていて、価格もビックリするほどのレベルだ。

 

 さて、席に座ると事前に頼んでいたお品書きが置いてあった。せっかくなので、蟹三昧を味わえるフルコースにした。見ると、なかなか品数も多い。事前に三時間くらいかかると聞いていた。

 まず最初に儀式のようにトップ写真の越前ガニを見せてくれる。タグがついていて、これでブランド管理をしているのがわかる。

  

 さてコースのスタートだ。まずは茹せいこ蟹の甲羅盛と胡麻豆腐、それに焼き鯖寿司が先付で出てきた。せいこ蟹は松田・・・ではなく、越前ガニのメスのこと。

 メインの越前ガニと味わいも異なり、こちらを好むお客様も多いとか。そして続いて出てきたのが、本日の地魚の刺身。この日はメジマグロとヒラマサだった。

  

 そして・・・いよいよ、という感じで出てきたのが越前ガニの刺身としゃぶしゃぶ。お好みで刺身でいただいてもいいし、味噌ダレでしゃぶしゃぶでいただいてもと。

 個人的には、刺身の甘さととろける味わいがたまらなかったが、同行者はしゃぶしゃぶの方がお気に入りという。ちなみにこの味噌ダレの味が素晴らしく、お酒のあてにしっかり飲んでしまった・・・

  

 そして続いて出てきたのが、今いただいた蟹の甲羅を使った甲羅焼き。蟹味噌の部分は・・・もうお酒にたまらんぞ・・・

 もちろん身の部分もたまらんのだが、身を取るのに手間がかかる・・・これが蟹料理の宿命だ。

 

 さらに続けてきたのが、甘海老そぼろと蟹のグラタン。小さなサイズだが、これはもう熱々でたまらないぞ。

 もはや笑いしか出てこないぞ・・・というところで、出ました、出ました。いよいよ茹で蟹の登場だ。

  

 まずは、こんな感じと見せてくれて・・・それからスタッフが食べやすいように身をさばいてくれる。これについては、「やはり蟹は茹で蟹が一番だ」としっかり思わせてくれた

 これで越前ガニを一人で一匹食べた勘定になる由。スタッフが持ってきてくれたのが、こちらのカード。今日食べたのが今シーズンで452番目と453番目という証明書だ

  

 ここから〆に出てきたのが手打ち越前おろし蕎麦。コシがあるのと出汁が抜群だ。さらに最後にトドメとばかりにデザートが出てきた。みかんのアイスとフルーツのコラボに抹茶アイス最中だ。

 質といい量といい完璧で、文句なしで大満足。帰路についた小生であるが、考えてみると、おそらくこれまでの人生で一番高価な料理だった。だが、その満足度は価格以上に高かったことをお伝えしておきたい。

  

 しょっちゅう行けるところではないが、またぜひ機会があれば・・・と。

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