さていよいよフィギュアスケートグランプリシリーズも佳境に入り、われらが樋口新葉は先日のロシア杯に続き二戦目。本田真凛も二戦目となった。
逆に五輪を争うメンバーでは三原が初戦、宮原はいまだ登場せず・・・という。スケ連の思惑やNHKの意向などが絡み合っているのかしらん。
タラレバで女子が3枠あればまた違っただろうが、スポンサーが付きまくっている本田の扱いが微妙と・・・きわめて政治的だが。
そんな中でいうと、以前も記事にしたが今回の中国杯は宮原以外の三名が直接ぶつかるので、選考上は極めて重要なものになる。
その意味で注目していたが、SPで三原と本田がまったくの同点で規定により三原が7位、つまり第一グループ、本田が6位で第二グループになった。
樋口は70点超えで2位につけ、表彰台を狙える位置・・・といっても三原でもトップと4点以内という激戦だった。
そして運命のフリーだが、すでに皆さんもご承知のとおり、樋口が141.99を出し、トータル212.52点で2位、三原が206.07で4位、本田が198.32で5位となった。
これで樋口は二戦とも200点超えで表彰台となり、ファイナル確定ではないが、可能性が出てきた。逆に本田のファイナルはなくなった。
三原はもう一戦残っているが優勝が絶対条件で、簡単ではないという状況。それにしても、この記事によればかなり樋口は悔しがっていた様子。
だが、テレビで見る限り、ジャンプはノーミスだったし、ステップは気迫のあふれる素晴らしいものだった。
といいつつ、こちらの記事には驚いた。見出しは樋口から書かれているものの、写真は本田って・・・もちろん小生とて真凛ちゃんはファンではあるんだが・・・
もっとも、キス&クライのこんな写真見せられたら誰しも真凛ちゃん応援したくなってしまうのも当然か・・・
テレビで見ていたときも、大量のピカチュウに囲まれて満面の笑顔だったし、これは確かに女優マインドのある選手だって。
今シーズンのスタート前では、なんとはなしに三原>樋口って扱いにも見えていたのだが、これでとりあえずは、樋口がいいスタートを切ったと言えそうだ。
とはいえ、五輪選考は例によって極めてややこしい。全日本選手権は国際大会ではなく、非公認大会だから、得点の不明朗さも噂されるところ。
でもこれは信じたい、全日本でトップを取り、文句なしに五輪に選出されることを・・・
そうでないと、かつてグランプリファイナルで日本人最上位で表彰台に立ち、全日本でもいい成績を出しながら、全日本で6位に終わった選手に五輪の座を奪われた中野友加里を思い出してしまう。あんなことは二度とやってはいけない・・・
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