アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

岩の湯の空間と・・・癒し

2016-08-09 06:00:20 | 日本秘湯を守る会
岩の湯は日本秘湯を守る会の宿であるが、日本一予約の取りにくい宿ともいわれている。常連のお客さんの多くが、翌年の予約をしていくからだ。


 この宿の宿泊予約は、8月の場合、前年の9月1日に開始となる。今回宿泊した時点で来年の7月まで土曜日はすべて予約で一杯という
 そんなお宿だが、駐車場に乗り入れるとスタッフが待っていて、すかさず誘導とともに荷物を持っていろいろ話しながら、フロントまで案内してくれる。

 ムードある玄関から橋を渡ると世界ががらりと変わる。この橋がまたいい切り替えになっているようだ。
 14時はチェックインで混み合うのが常だが、今回は比較的空いていた。といっても大規模な宿ではないので、大型旅館とは違うのだが・・・


 フロントでは抹茶などをいただきながら、鯉を眺めつつ手続きするとほどなくお部屋に案内される。すでに荷物は運びこまれていて、ヒーリングミュージックが流れている。
 今回の部屋は和室に、ソファがついた和洋折衷。この空気感が館内に満ち満ちている。館内のいたるところに休憩室やハンモックなどがあり、くつろぐことができる


 また水や緑がきれいに配置されていて、マイナスイオンも気持ちよく流れている。風呂上がりの生ビールや朝食などは緑と風の演出が素晴らしい。
 昨年の生ビールと夕食では、ゆったりとしたいい感じのNさんが対応してくれたが、今回も生ビールのときはそのお姉さんが・・・うーむ、Nさんの空気感に癒される。


 夕食は、質量ともにスキのないもの。ひとつひとつの説明も丁寧で、ワインも進む。この気持ちよさが最高の魅力だ。
 朝食も質量ともに充実していて、身体から元気がみなぎってくる。また写真の魚は信濃マスだし、野菜も宿の自家菜園や地産のものがほとんどで、その点も嬉しいところ。

 どこで何をやっても気持ちいい・・・そんなお宿だ。お風呂のタオルの話は書いているが、浴衣と作務衣がセットされていて、途中で変えられるのも嬉しいころ。
 というのは、夕食でいぶした煙の演出もあり、浴衣に臭いがついてまうので、作務衣に着替えることができるのがいい。


 チェックアウト後、また荷物を持って送ってくれる。朝食の対応をしてくれたKさんだ。パキパキした感じのさわやかなお姉さんだ。
 スムーズに誘導してくれたあとは、車が完全に見えなくなるところまで手を振ってくれる。バックミラーで見ていても、えっ、まだ・・・ってくらいで、この気持ちが嬉しく、ある種このお宿の最大のサービスでは・・・とも。

 来年の予約も取れたが、季節を変えてどこかで行きたいとも思っている。
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