車を運転していてパトカーを見かけると、誰しもドキッとするはずだが、一番悔しいのは高速などでの覆面パトカーに呼び止められること。
以前もこんな記事を書いていて、高速などでもドキドキしながら走っているが、覆面パトカーが事前にわかればどんなに気楽か・・・と。
と思ったら、こんな記事が目についた。アリオンとキザシを見たら覆面パトカーと思えとある。
アリオンといえば、かつてはコロナやカリーナと呼ばれていたトヨタのセダンだが、キザシって聞いたことないぞ・・・と思ったらこんな車だった。
スズキが作っていたDセグメントのセダンで、主に北米マーケットをターゲットにしたもの。全長4650mm、全幅1820mmというからBMW3シリーズとほぼ同じサイズだ。
もちろん国内でも販売していたらしいが、こちらの記事によれば2012年の販売台数は146台。つまり一か月で12台という・・・
記事によれば、そもそも売る気がないようで、CMも流さず、販売店に展示車も置かず、月間20台の販売目標という・・・そりゃ売れないわって。
おそらく、全国で一般の方が乗られている台数となれば、ランボルギーニにも負けるかも・・・って。
ところが、これが全国の警察にまとめてドカッと納車されたというので、これはもうほぼイコール覆面パトカーだわって。
ちなみにこの車、こちらの記事によれば、基本性能はしっかりしていて、かなりいい車のようだ。中古車の相場もいろいろある様子。
すでに国内での生産は終了しているので、今後は中古がどういう相場感を形成するのか興味深いところ。
さあて、これからはこの車に注意すれば・・・って、ちょっと待て、覆面パトカーには交通違反用と捜査関係とあり、キザシは捜査関係用だって・・・
えっ、ということは走っているときに違反キップを切られる車ではないのか・・・ああ。
ときにもうひとつのアリオンも、かつては日本のサラリーマンにとってはブルーバードと並び、係長車の定番だったはず。
それがパトカーって・・・いかにセダンが売れていないかの証明でもある。そもそものクルマ離れの中、こんな記事が出ることに複雑な気分にもなってしまった小生である。
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