アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

鈴木明子中国杯制覇!

2009-11-01 06:49:31 | マニア
ファンの皆さんにはすでにご存知かと思うが、フィギュアスケート、グランプリシリーズ第三戦中国杯は男女とも日本勢が制覇という結果になった。


 まずは、第一戦のフランス杯で優勝した織田君だ。今回は、SPから首位に立ち、そのまま首位を守っての優勝という見事な結果。
 得点も惜しくも240点を切ったが、前回とほとんど差もなく、この安定した滑りは今後にも大きく期待できるものだ。そしてファイナル決定日本勢第一号だ。お見事!

 さて女子だが、SPで四位だった鈴木明子がフリーで大逆転。176点台での優勝は立派だ。しかもコルピやコストナー、そしてロシェットを抑えての優勝だ。
 小生ひいきの村主は残念ながら七位に終わった。まあ、シーズン序盤からの調整不足が言われていたし、ここ一番の勝負に強い村主だから、これからだろう。

 しかし、この鈴木明子の勝利はいろんな意味で今後を興味深くしてくれたぞ。まずバンクーバーメダル候補のロシェットが三位に終わったことだ。
 小生の予想では、キムヨナとロシェットは二勝してくると踏んでいただけに、ファイナル争いが面白くなってきたことだ。


 次回のNHK杯では、安藤と中野が激突する。安藤は三位までならOK、中野は優勝でOK、二位でも可能性あり・・・というところか。
 マスコミは浅田もまだ可能性あり・・・なんてあおっているが、実際は限りなく無理なところにいるし、むしろ鈴木がカナダ杯で三位までに入れば決まりだ。

 前回は、五輪代表選考についてはさまざまな疑惑がささやかれていた。実際その年のファイナルで表彰台に立った中野が日本選手権でも安藤より上位だったのに、選出されなかった。今回は、ファイナルで日本人最高で表彰台なら決定という。
 だが、これで(失礼ながら)鈴木が最高になったら協会は焦るに違いない。

 あくまで小生の邪推だが、今回協会としては、浅田・安藤・中野で決めたいはず。そこに鈴木が入ると予想外の展開だ。
 あとの選考は日本選手権とここ数年の実績という。トリノ以降の世界選手権でいえば、浅田が優勝と二位が一度ずつ。安藤が三位と優勝。村主が二位一度。

 だが、中野は五位五位四位と抜群の安定感を持つ。対して安藤は残り二回は欠場と棄権だ。これをどう評価するのだろう。
 ともあれ、これからどう展開するか・・・楽しみである。もちろん、小生は中野に頑張ってほしいんたが・・・
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 富裕層に貧困層・・・そして | トップ | 三遊亭円楽をしのんで »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
鋭い! (ステファン)
2009-11-02 08:30:27
鈴木明子さんGP初優勝!
前から独特な世界を持つ演技派として個人的には気になる存在でしたが、世間一般的にはまだ知名度が低いんですよね。今後の活躍が楽しみですね~

ところで、桂さんの推測は図星といってもいいくらい深いよみですね(^^)v
今後の代表争い観るのますます楽しくなって来ました!
次回は、高橋君の復活もあるので私も楽しみです!!
返信する
男子は無風でしょうが ()
2009-11-02 13:19:16
ステファンさん
 男子は、高橋・織田・小塚でよほどのことがない限り決まりでしょうが、女子は注目ですね。
今から変な予測してもしかたないですが、NHK杯となるとなぜかカラッキシの安藤ですから、中野もファイナルのチャンスありかと・・・このまま、浅田が全日本でダメだった場合、どうなるんだろうなあ・・・と。
 確か、トリノのときの全日本って、村主・浅田・荒川・恩田・中野・安藤の順でしたね。このときの中野の点が異様に低かったことが印象的でした。これでも選ばれた安藤のことを考えれば、浅田は全日本5位でも五輪でしょうか?
返信する

コメントを投稿

マニア」カテゴリの最新記事