アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

野球はおもしろくなった?

2005-05-30 06:09:29 | マニア
セパ交流戦が続いている。今まで、日本シリーズやオープン戦でしかなかった対戦が日々続いているので、テレビ局では、やたらと因縁対決とかやって盛り上げている。

 しかし、それにしてもクサクなるほどの盛り上げが鼻につく。いや、これは今回初の取り組みである交流試合を、なんとしても成功させようという意図としか思えない。
 小生は、基本的に野球はパリーグしか見ないので、どうでもいいが、巨人戦の視聴率の低迷は目を覆うばかりだという。

 逆に、今や仙台は楽天一色だという。以前、札幌に行ったときも日本ハムで盛り上がっていた。盛り上がるのは、強さではないのだ。
 今、パリーグの首位を独走するロッテも地元に密着して、成果を挙げている。もちろん、ソフトバンクもそうだ。西武だって、所沢や西武沿線での定着ぶりはなかなかのものだ。

 という視点で、セリーグの球団で地域密着を見ると、阪神・中日はしっかりできていると見える。広島は、観客動員につながっていないのがイマイチだが・・・
 その点で、「地域密着などという理念で飯が食えるか」とJリーグに反発した某球団の元オーナーは現状をなんと見るのだろう。

 Jリーグでも、地域密着を拒否した東京の緑のチームと密着した青いチームの動員と地域の盛り上がりはすごい差である。
 強さは大差なく、同じスタジアムだが、チケットは、青のチームの方がはるかに高いにもかかわらず・・・である。この例を見れば、何が大切かは明らかである。

 アメリカでは野球が、ヨーロッパではサッカーが地元と密着したコミュニティを形成している。おじいちゃんとお孫さんが、揃いのユニを着て地元チームを応援し、また語り合う。
 なんとも、素敵な光景であり、これこそがいい伝統なのだと思う。

 土日であっても、視聴率のためにナイターしかやらず、また地元を捨てているチームに未来はない。
 電車内で、「面白くなったぞ、プロ野球」という広告を見た。ということは、これまでの野球は・・・(爆)。すでに語るに落ちている。

 「パリーグの選手のことはよくわからない」と平然と言ってのける解説者とともに、消えるしかないだろう・・・
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1 コメント

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なぁんか (すぽっと)
2005-05-30 12:04:17
悲しいなぁ...。ずっとジャイアンツファンでしたのでね...。リハビリ頑張っている長嶋さんまで駆り出されて話題作りに必死、って感じで...。



「巨人軍は永遠に不滅です」か...。



アブナイかなぁ。。。
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