さて最近お気に入りの噺家になっている柳家三三であるが、神奈川県民ホールで独演会があるということで出かけてきた。
バタバタと会場に入ったのは開演時間五分前。すると係の人が、「今日は前座さんいませんので、いきなり三三さんが出ますからお早めに・・・」と。
そりゃあ、開演前には入るつもりだけど・・・とやってるうちに三三が登場。いつものように飄々とした風体である。
この日は東横線が乱れていたこともあり、そんな話題やらなにやら語りながら、何を演るのかと思ったら、「三人旅」を始めた。
えっ、どこまでやるのってくらいにこってりやり始めた。どうするどうする・・・って思ったら、とうとうサゲまでキッチリやってくれた。
うーん、この噺をサゲまで聞いたのは珍しいが、マクラで20分しゃべり、トータル1時間15分はさずがに長いぞ。
本人もそれは認識したのか、中入り後はあっさりとしたマクラから「夢金」に入る。むむむ・・・むむむ、いい。さすがは小三治系の正統派。
光景が目に浮かぶような噺が淡々と進む。この噺は最後のサゲだけが情けねえんだよな・・・なんて思ってたら、サゲを直してきれいな終わり方をしてくれた。
なんとなくさわやかな気分で終わり・・・と思っていたら、そこから下がらず、オマケとしてもう一席「五目講釈」を始めた。
おお、これは予想外のオマケだ。これまた普段はなかなか聞けないネタだけに、ちょっと楽しく聞かせてくれた。
講釈の中に浅田真央や安藤美姫まで出てくるというアドリブも入り、軽い噺ながら仕立てもしっかりしていて力を感じさせてくれた。
三三いよいよ伸び盛り、まだ三十代半ばという若さも魅力だ。ただ今回感じたのは、三人旅の前に20分というマクラをやられるとさすがにつらい。
その点だけは小三治のマネをしてほしくないなあと・・・(苦笑)
三三もお勧めですよ~
バタバタと会場に入ったのは開演時間五分前。すると係の人が、「今日は前座さんいませんので、いきなり三三さんが出ますからお早めに・・・」と。
そりゃあ、開演前には入るつもりだけど・・・とやってるうちに三三が登場。いつものように飄々とした風体である。
この日は東横線が乱れていたこともあり、そんな話題やらなにやら語りながら、何を演るのかと思ったら、「三人旅」を始めた。
えっ、どこまでやるのってくらいにこってりやり始めた。どうするどうする・・・って思ったら、とうとうサゲまでキッチリやってくれた。
うーん、この噺をサゲまで聞いたのは珍しいが、マクラで20分しゃべり、トータル1時間15分はさずがに長いぞ。
本人もそれは認識したのか、中入り後はあっさりとしたマクラから「夢金」に入る。むむむ・・・むむむ、いい。さすがは小三治系の正統派。
光景が目に浮かぶような噺が淡々と進む。この噺は最後のサゲだけが情けねえんだよな・・・なんて思ってたら、サゲを直してきれいな終わり方をしてくれた。
なんとなくさわやかな気分で終わり・・・と思っていたら、そこから下がらず、オマケとしてもう一席「五目講釈」を始めた。
おお、これは予想外のオマケだ。これまた普段はなかなか聞けないネタだけに、ちょっと楽しく聞かせてくれた。
講釈の中に浅田真央や安藤美姫まで出てくるというアドリブも入り、軽い噺ながら仕立てもしっかりしていて力を感じさせてくれた。
三三いよいよ伸び盛り、まだ三十代半ばという若さも魅力だ。ただ今回感じたのは、三人旅の前に20分というマクラをやられるとさすがにつらい。
その点だけは小三治のマネをしてほしくないなあと・・・(苦笑)
三三もお勧めですよ~
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