アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

ノラや寄席でかぶりつき

2010-03-03 06:31:34 | 落語
高円寺にノラやという小さな居酒屋がある。この居酒屋、カウンターだけの小さなお店で、飲み屋としては12人くらいしか入らない。


 ところが、ここは時々落語のイベントをやる。当日は、臨時の席まで作り、20名以上入る。とはいえ、狭いところに本物の噺家がくるのだから、けっこう贅沢だ。
 ということで先日、橘家文左衛門と春風亭一之輔の二人会が行われたので出かけてきた。トップ写真のとおり、高座までは超至近。おそらく2mはない。

 この贅沢な会、エビスの生とか焼酎が飲み放題でついて3000円ということで、けっこう呑み助の落語ファンには嬉しい。
 といいつつ開演だ。まずは文左衛門が登場、「雑俳」をやる。独特の間が面白い。いい感じであったまったところで、期待の若手の一之輔が登場だ。

 文左衛門からたっぷりやれと言われたといいつつ、始めたのが「百川」。以前にも一度聞いたことがあるが、今回は何しろ超かぶりつき。噺の迫力が違う。
 迫力もだが、ときどき意外なくすぐりが入り、なかなかたまらん。うーん、さすがに期待の二ツ目だ。たっぷり楽しませてもらった。

 ここで、トイレ休憩をかねた中入り。皆さん飲んでるので、適当に時間調整という・・・(苦笑) さてさて、文左衛門の二席目が始まった。
 何かと思えば、「試し酒」であった。ガタイのいい文左衛門が、貫禄たっぷりに一升の杯で飲むシーンはなかなか見ごたえがある。

 途中から少しずつ酔いが回っていくところもなかなかよくできていて、顔も見事に赤らんでくる。かつて先代の小さんが得意にしていたネタだが、なかなかの熱演だ。
 何しろこちらも飲んでいる(苦笑)師匠も負けじと飲みまくる・・・って、感じで盛り上がりも最高潮に。

 すっかり楽しんだところで、この後、噺家さんとの打ち上げ会があるというのがここのポイントである。
 ちょっと残りたかったが、翌日の仕事を考えて失礼した。二人と飲みたかったのだが、考えてみると、すでに生ビールを4杯くらい飲んでいた(苦笑)

 よーし、今度はここへCOACHと一緒にこようっと。何しろ飲み放題に、超かぶりつき・・・打ち上げ付きってのも嬉しいぞ・・・って、飲み会なのか落語会なのか(苦笑)
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