

以前からこのブログでも、たびたび取り上げているが、ドイツ車各メーカーのイメージって明確に異なる。
「駆け抜ける喜び」を至上命題として、走って楽しい車のBMW、安全のためにすべてを優先するMercedes、ハイテクをきっちり真面目に作りこむAudi。
スポーツカーそのもののPorscheときて、さてVWは…と言われると、ドイツの大衆車メーカーのイメージになろうか。
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VWの車って、はっきり言って高品質で安い。燃費不正問題で日本ではネガティブイメージがあるが、改めて今般パサートに新規投入された新モデルを見てみたい。詳しくはこちらを・・・
モデルは新規投入された、TSIエレガンスラインという。実質売れ筋と思われるもの。以前の記事で紹介したPHVではなく、1.4リッターモデルだ。

全長4785mm×全幅1830mm×全高1465mmというDセグメントしては大きなボディは、先代Eクラスとかクラウンくらいのイメージだ。
だが、最小回転半径は5.4mとFF車でこの数値は立派だ。現行3シリーズと同レベルである。この辺もいかにもVWらしい。
驚くべきはレザーシートなどの内装はもちろん、、ハイビームの自動調整機能や、レーンキーピングアシスト、ACCなどの安全装備が一通り搭載されていること。
また、大柄なボディとFFレイアウトを活かし、室内空間はゆったりしている上に、トランクは巨大というレベル。なんとセダンで586リットルという。

もちろんトランクスルーも付いているので、ワゴンを選ばなくても・・・という感じになる。これ一台で困るシーンは少なそうだ。
ただ、大柄なボディで駐車が大変かと思うが、オプションでアラウンドビューモニターや駐車支援システムも付けられるという。
この内容で、オーディオ・ナビ系のシステムのオプションを入れた段階で400万を切る。値引きはわからないが、少なくとも小生ならクラウンはチョイスしないぞ。
ってか、まじめで地味なんだが、テストでも常に一桁順位にいて、スポーツもリレーの代表にはならないものの、その補欠くらいにはいる。
これといった穴がないのに、目立たない・・・でも実力者という。クラスの中にもいそうな・・・そんな存在である。
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