松田のすぐ近くにある開成町ではこの季節になると開成町あじさいまつりが開催されるのですが、今年はCOVID-19のおかげで中止になってしまいました。
しかしイベントが中止になったからと言ってあじさいが枯れるわけでもなし、せっかくなので見に行ってみようかと思い立ちました、自転車で。
同じようなことを考える人はきっと他にもいるでしょうが、今日は平日。さすがに混雑するようなことはないでしょう。
多摩川下流から開成町に行くには国道246ルートと海沿いから北上するルートがありますが、今日は前者を選択。このルートだとヤビツ峠の起点である名古木交差点を経由しますが、今日は峠目当てではないのでこれをスルー。
ひょっとしたら、名古木交差点を素通りしたのはこれが初めてかもしれません。
秦野市を抜けて酒匂川を越えると開成町に入ります。橋を渡って脇にそれると、しばらくしてそれらしき場所が見えてきました。

ここのあじさいは水田沿いに植えられているのですが、かなり広範囲に広がっています。この辺りはまだ会場の端っこらしく、見物客は全く見られませんでした。

あじさいという花は割とどこでも見かけますが、そこら辺に咲いているものはそれほど美しくないことが多く、寺院などで手入れがされているものとは格段の違いがあります。
しかしここの花はご覧の通りの鮮やかな青、街中のあじさいではまずこんな色は拝めません。近隣の方がよほど手をかけているのでしょうか。


あじさいの色というのは土壌によって決まるそうですが、それならこいつは一体・・・?違う色の花が同居しているあじさいというのは初めて見たような。
誰か知ってる方がいたら教えてください。



さて、この会場の主役と言えるのがこの真っ白なあじさい、アナベル。この鮮やかな白はインパクト抜群。
鎌倉の長谷寺で白いあじさいを見たことはありますが、これほど大きくなかったと記憶しています。別の品種だったんでしょうか?

アナベルがずらっと並ぶこの通りは、あじさい祭りが開催されていれば人でごった返していたのでしょう。これほど落ち着いて見物できるのはありがたいことですが、寂しくもあります。
今日はあじさいの写真ばかりで自転車のことをほとんど語っていませんが、ちゃんと自走していきましたからね。本当ですよ?
