季節は梅雨、そしてCOVID-19騒ぎでなんとなく遠出がしにくい今日この頃ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
俺もあまり外を走っておらずZWIFTでお茶を濁す日々が続いているのですが、そんなある日。
久々に走りましょうよ、尾根幹経由で肉汁うどんの南哲なんてどうです？
南哲ですか、話にはよく聞くけど行ったことないんですよね。神奈川県内だから、今のご時世的にもいいかも。 え、でも尾根幹は東きょ しーっ！こうしてKNZさんのお誘いに乗っかってうどんライド、のはずでした。それがあんな恐ろしいことになろうとは、この時は思いもよらなかったのです・・・
そんなこと言って割とノリノリで走ってたじゃないですか ソンナコトナイヨー？？
そんなこんなでまずは尾根幹の入り口・矢野口ローソンにやって参りました。KNZさんは新車のTREK BOONEに乗っての登場です。
というかKNZさんは頻繁に自転車を買い替える人で、俺と知り合ってからの数年だけで10台以上買い替えているはず。うらやましい限り。
今日はうどんライドなので、尾根幹も追い込まずに走りましょうね！と話していたのですが、登り坂にかかるたびに突き放され、その後の下りでさらにぶっちぎられていきます。
しかし根本的に走力に差があるため、ここで慌てて追いかけてはいけません。そんなことをすれば脚にダメージがたまり今後さらに差が開いていきます。こういう時に大事なのはくらいついていく根性ではありません。人を待たせて平気でいられる神経です。
そうやって千切られては待たせてを繰り返しているうちに尾根幹を完走しました。目的地である南哲はここからすぐ近いですが、昼飯にはまだ早い時間です。
それじゃ相模湖まで足を延ばしましょうか。そんなに遠くないですし うーん、腹ごなしにいいかな、そうしましょうかしかし俺は完全に失念していました。相模湖はダム湖で、当然ながら山の中にあるということを。
相模湖に行くにはいくつかルートがありますが、今回通ったのは大垂水峠を越える甲州街道ルート。だいぶ昔に通ったことがあるだけですが、さほどキツい峠ではない、という知識はありました。3%～5%程度の斜度が続き、ギアをインナーに入れることもなく淡々と登っていきます。
これなら最後までアウター縛りで登り切ってやろうか、などと色気を出した途端に傾斜が厳しくなり、8%ほどの斜度が頻発するように。
ついさっきアウター縛りなどと考えた手前、何となく意地になってアウターのままで登り続けたためにKNZさんには徐々に離され、そのくせ脚には順調にダメージがたまるという悪循環になってしまいました。本来であればサクッと登れるであろう大垂水峠ですが、あっというまに地獄のヒルクライムと化していきます。
一応初志貫徹してアウターで登り切りましたが、もはや息も絶え絶え。のんびりうどんライドのはずがどうしてこうなった。
いや、自転車乗りの「のんびり」など全く信用ならないことはわかっているつもりなのですが。
以前に登った時はこの石碑を見つけられなかったのですが、これって峠から相模湖側に少し下ったところにあるんですね。前回は相模湖側から登ったのですが、気付かずに素通りしていたようです。
相模湖自体は何の変哲もないダム湖。さほど見るものもないので、速攻で折り返して今度こそ南哲に向かいます。
お店についたのは12時半ごろ。ちょうどお昼時で並んでいる人もいましたが、うどん屋さんなので回転は速く10分そこそこでお店に潜入開始。
メニューは何種類かあるのですが、ここに来るのは初めてなのでオーソドックスな肉汁うどんを選びました。サイズは並盛・・・手堅いと言えば手堅いですが、面白みがない選択でもあります。
KNZさんは大盛ですか、ちょっと並べてみていいです？
左がKNZさんの大盛、うどんの量はなんと800g。俺ではとてもじゃないが食いきれそうにありません。
さてここのうどんはタレも美味しいのですが、特筆すべきは麺の方。コシが半端ではなく、非常に食べ応えがあります。
それだけに（うどんの割には）食べるのに時間がかかり、満腹感が早く襲ってくる感じ。ああ並盛にしてよかった。
・・・などと考えてチンタラ食っていたら、KNZさんの方はとっくに食い終わっていました。まじか、うどんの量が倍なのに。
結局、自転車でもうどんでも後れを取りまくる一日でしたとさ。
