多摩川サイクリングロードの車窓から

幸手権現堂桜堤



 4月に入り、ニュースでもの見ごろが大きく扱われる季節になりました。
 やはり今週は花見に行かねば!・・・しかし首都圏の名所はそろそろ散り始めているところもあるようで、ピークを過ぎつつあるようです。桜吹雪を愛でるのも悪くないですけど、俺のカメラの腕じゃ舞い散る花びらを上手く表現できないという大問題がですね。

 というわけで目を付けたのが幸手権現堂桜堤。ウォーカープラスの人気ランキングで全国1位に推される超人気スポットです。
 メチャクチャ混雑しそうではありますが、今年はコロナで臨時バスが運行されないとのこと。駅から遠い場所なので、例年よりはだいぶ人出は少ないんじゃないかな。



 幸手権現堂桜堤は千葉・埼玉・茨城の県境、つまり江戸川と利根川の分岐点からそう遠くないところにあります。
 そこで今日は東京を突っ切って金町まで行き、そこから江戸川サイクリングロードをひたすら北上するルートを選びました。


 江戸川サイクリングロードには始めてきましたが、多摩サイよりも開放感があります。それは何故かと考えてみると、1つは多摩サイよりも人が少ないから。もう一つは川の反対側の見通しが良いからじゃないかと思います。堤防の高さが違うんでしょうかね?

 そして少し先に見える菜の花の黄色い群生。いいですね、これも春の使者だ。 


 おっと、また土手いっぱいに広がる菜の花が見えてきました。これもなかなか絶景です。
 

 ちょっと走ったら今度はこれ。密度といい広さといい黄色い絨毯を広げたようです。
 しかもこんなに見事なのに人が全くいません。菜の花を撮りたい人には天国なのでは。


 おっと、ここもすごいですね。対岸まで広がるワイルドっぷり。しかし・・・


 うーん・・・


 いやちょっとまって、多くない!?写真は特にキレイなところばかりとはいえ、40kmほど江戸サイを走っていてずーっと菜の花が見えていた気がします。

 菜の花の名所とされるところはいくつもありますが、それに全く引けを取らない迫力でした。しかも広範囲に広がりまくっているからか人がいてもまばらなので、思う存分写真を撮るなりなんなり出来ます。これは良い所を見つけました。

 ・・・と、記事を締めそうになってしまいましたが、これはあくまで道中。目的地の権現堂桜堤はこれからです。



 

 権現堂桜堤はちょうど満開、これは言うことないですね!人出は多かったもののそこまでではなく、自転車を押して歩いても困ることは無い程度でした。
 ここの桜並木は堤防に沿っており、堤防上の遊歩道は桜のトンネルのようになっています。





 空が薄曇りなのがちょっと残念ですが、実に良い咲きっぷり。タイミングはドンピシャでした。
 ところで、幸手権現堂桜堤といえば菜の花とのコラボで知られる所です。そちらの方も行ってみましょう。



 川沿いに広がる菜の花薄紅色の桜が織りなすコンビネーション。よくある組み合わせとは言え、ここのは規模が違います。・・・あああ、返す返すも空模様が惜しい!
 しかしどうしても人が写っちゃうんですよね。どうしようもないんだけど、もうちょっと工夫できないものかしら。


 ということで試行錯誤して撮ってみたのがこちらの写真。菜の花で人を隠すことを狙って、ローアングラーのように地面すれすれまでカメラを低くしてみました。
 よく見ると隠しきれてないんですが、これ以上下げると桜が見え辛くなって微妙なんですよね。これがギリギリでした。

 ローアングラーって何?という人はググるなよ!絶対だぞ!! 





 惜しい所はいくつもありましたが、いや、いくつもあったのに華やかな景色を楽しむことができました。
 人気ランキング全国1位は伊達ではなかった、ということでしょう。



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