多摩川サイクリングロードの車窓から

新シューズ導入:シマノ RC9

先日のMt富士ヒルクライムから新しいシューズを使い始めました。それがこちら。

 RC9、シマノのラインナップで一番グレードが上のやつです。今までの人生で一番高い靴かもしれません。いやぁ、勢いって怖いですね。



 今まで使っていたSPD-SLのシューズは同じくシマノのSH-R107L。使い始めて3年が経過しており、そろそろヘタって来た感触があったので以前から買い替えを考えていたのですが、最初に目をつけたのはSIDIのKAOS AIRでした。

 気に入った理由はまず見た目です。それに前々から興味のあったワイヤー式。こりゃいいやと思っていたのですが、履いてみるとどうもフィットしない。サイズは合ってるのにしっくり来ない。

 こりゃダメだな、どうしよう?と思っていたところでRC9を試してみたら良い感じでした。値段を見て一瞬怯みましたが、今年もボーナスは多分出る、何とかなる・・・と言い聞かせて購入に踏み切ったわけです。




 早速開梱の儀を執り行います。それにしても、箱にやたらと高級感がありますね。



 ソールは土踏まずの高さを調整できるようになっています。黄色がノーマル、高い人は赤みたいです。俺は黄色でOKでした。写真を撮り忘れましたが、他にソックスとシューズ袋がついてきます。


 さて、インプレというほどではありませんが、感想のようなものを書いてみたいと思います。

 まず履いてみてすぐに解るのは、ダイヤルでの調整がものすごく楽なこと。今までのベルクロ+バックルに比べ細かい調整が出来ますし、走りながら調整が出来る点もグッド。それにバックルはどうしても1箇所をきつく締める感じでしたが、RC9はワイヤーなので足の甲全体を固定する感じで不快感がありません。

 また踏んでみると力がすぐにペダルに伝達される感触があります。ソールの剛性がどうとか言われてもピンと来ませんでしたが、これがダイレクト感と言うヤツでしょうか。それに踵がしっかり固定されていて引き脚の力も逃がしていない印象です。

 こんな具合で、以前のシューズからあらゆる点が上向いた印象でした。さすが最高級グレードだなと言わざるを得ません。

 一方で、ソールが硬いからだと思うのですが、歩きにくさも半端じゃなくなっています。レース会場で少し歩く程度ならいざ知らず、輪行で駅を歩くとなるとかなり辛いんじゃないでしょうか。まあこのシューズはプロも使うレース仕様のシロモノです。そういう使い方は想定外でしょう。

 俺の場合、輪行ツーリングや緩めのライドではSPDシューズを使っており、SPD-SLを使うのはレースや練習の時に限られますので、歩きにくくても大して気になりませんが、シューズ1足ですべて済ませたい人にはあまりオススメできません。このシューズはレースで勝つためだけに作られており、それだけ尖った性能を持っています。レース志向の人にはいいけどマッタリ派の人には無用の長物と言えるでしょう。

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