多摩川サイクリングロードの車窓から

箱根駅伝 vs 俺

もう~い~くつ寝ると~お正月~♪
というわけで2014年まであとわずかです。そしてお正月の風物詩の一つとして箱根駅伝があります。そこで、ロードバイクで箱根駅伝と勝負してみよう、と思い立ちました。
勝負といっても、実際に走って見て昨年のタイムと比較してみる、というだけの話ではありますが。

平坦路で条件が同じならば、いくら相手が全国屈指のランナーといえどロードバイク有利です。しかし実際には信号その他で頻繁に停車しなければならないので、平坦な区域でもほぼ互角になると思われます。そして5区の箱根は長い登り坂ですから、ここでぶっちぎられる…だろうなぁ。

1区

大手町読売新聞社前~鶴見中継所



自転車に乗って自宅から20kmほど走ってやって参りました、スタート地点の読売新聞社前です。なにやら工事してたので見通しの良くない写真になってしまいました。

早速スタートしたところ、最初の信号がいきなり赤でした。この1区は都心部を走るので信号が多く、これが最大の難敵になります。ルート自体は平坦で走りやすいのですが。


そうこうしているうちに、鶴見中継所に到着しました。このあたりは近所なので、素通りするのに
違和感があります。

では早速、2013年優勝の日体大のタイムと比較してみましょう。

   \ジャジャーン/

  1区成績
  日体大:1時間04分07秒
   俺 :1時間08分51秒(内、停止時間19分52秒)

いきなり負けてしまいました。しかも4分以上の差というのは厳しいものがあります。今後逆転できるのか?俺。
なお、停止時間19分52秒というのは休憩・トイレ・信号待ちなどの自転車が動いていなかった時間です。今回は休憩をしてないので、すべて信号待ちということになります。
信号でいかにタイムをロスするか。数字にすると予想以上に大きいと思いませんか?


ぼちぼちと道路規制のお知らせが出てますねぇ。


2区

鶴見中継所~戸塚中継所

いわゆる「花の2区」です。各校が反則黒人兵器を投入し、大人気ない戦いが繰り広げられる場所でもあります。
なお、駅伝では戸塚駅前を通らずにバイパスを通りますが、このバイパスは自転車通行禁止なので戸塚駅前を迂回するルートを取ります。

この区も横浜のど真ん中を突っ切るため、引き続き信号が大敵になります。というか国道15号は信号多すぎ、なんとかならんものか。


鶴見中継所を出てしばらく走ると、みなとみらいの手前で右斜めに進路をとり国道1号に入ります。


勝負どころとして知られる権太坂の頂上。正直大した坂でもないのですが、平坦路が続く2区にあっては数少ないアップダウンです。


国道1号が保土ヶ谷で片側1車線になった直後から、こんな感じで渋滞が頻発していました。流石にこんな状態でスピードは出せないので、あせらずゆっくり進むしかありません。


不動坂の交差点。箱根駅伝は右側のバイパスを通りますが、こっちは自転車歩行者進入禁止のため、左側の戸塚駅前ルートを取ります。戸塚駅の開かずの踏切が心配だったのですが、運よく踏み切りは開いていました。


戸塚中継所は前述のバイパス内にあるため、自転車では行けません。なのでバイパスとの合流地点であるここを2区のゴールということにしておきます。それではタイムはどうだったかというと、

   \パンパカパーン/

  2区成績
  日体大:1時間10分47秒
   俺 :1時間18分04秒(内、停止時間19分06秒)

連敗orz
しかも7分以上も差がつくとは。言い訳するなら、渋滞でスピードに乗り切らなかったのが痛かった、ということになるでしょうか。
誰だよ、平坦な区域なら互角とか言ってたの。


3区

戸塚中継所~平塚中継所

戸塚からしばらく走ると国道1号を離れ、海沿いの国道134号を走るルートです。ここまで来るとかなり信号も減るので、そろそろ勝たないと後がありません。


こちらは県道30号から国道134号に入る浜須賀交差点。134号は信号も少なく走りやすい道なのでタイムが稼げるはず。海沿いだけに、向かい風が吹くと悲惨なことになる道でもありますが、今日は幸いほぼ無風です。


そしてこちらが平塚中継所。花水川を渡ってすぐのところにある唐ヶ原交差点近辺になります。こうしてみると少しさびしい光景ですね。
それでは3区の結果はっぴょー!

   \ジャーンジャーンジャーン/
   げぇっ、関羽!

  3区成績
  日体大:1時間06分30秒
   俺 :0時間55分08秒(内、停止時間07分41秒)

∩(・ω・)∩ばんじゃーい
ようやく勝つことができました。この3区は平坦な上に信号が少ないという好条件が揃っているだけに、ここで負けたらどうしようかと思ってましたよ。
勝因はやはり信号の少なさでしょうね。上記のタイムを見ても、停止時間が大幅に減っているのが判ると思います。

しかしこのあたりで問題が発生してました。大手町からここまでほぼ無休憩で来たツケか、足のあちこちが痙攣し始めていたのです。痙攣した場所を揉んだりしながら騙し騙し走ってきたわけですが、箱根まで持つのか?これ。

4区

平塚中継所~小田原中継所


平塚中継所を出発してすぐ、コンビニに入って少し休憩することにしました。飲み物も補充したいし、何より脚を少しでも休める必要がありそうだったので。しかし一人相撲とは言え勝負の最中、長居をするわけにもいかず5分ほどで出発します。

この4区は都心からだいぶ離れているので、信号は多くありません。ただし今までに比べて細かいアップダウンが多く、脚にダメージが溜まり易い区間です。ただでさえ脚が動かなくなっている私には辛く、スピードは3区までと比べて大幅に落ちてしまいました。


動かない足をだましだまし廻して、なんとか小田原中継所に到着。「たどり着いた」と表現がぴったりな気分です。
記録はというと、あんまり見たくないけど発表どうぞ!

   \タッタタラリラ/

  4区成績
  日体大:0時間58分16秒
   俺 :0時間59分39秒(内、停止時間12分33秒)

予想通りの負けですが、足の痙攣+コンビニ休憩があった割には差がついてないな、というのが正直なところ。脚の調子がよければ余裕で勝っていたと思われます。やはり4区も自転車が圧倒的に優位な区間なのでしょう。


5区

小田原中継所~芦ノ湖

最終関門の箱根です。信号は少ないのですが、天下の険を登らねばならず、自転車のアドバンテージは全く無いと言えるでしょう。私が以前このコースをロードバイクで登ったときは1時間40分かかっていますが、毎年「山の神」達は1時間20分くらいで走ってしまいます。

さて小田原中継所の時点ですっかり脚が回らなくなっており、タイムどころか箱根を登りきれるのか怪しい状態でした。しかし悩んでもしょうがないので箱根に向けて出発することにします。

前進なくして勝利なし!

途中で走れなくなっても、帰り道は下り坂だから小田原までは戻れるでしょうしね。


出発したはいいものの、箱根湯本に向かう緩めの登り坂に差し掛かると脚が悲鳴を上げはじめました。文字通り脚が回らず、2%程度の登りだというのに20km/hを切る有様。何とか箱根湯本まではたどり着いたものの、この先きつくなる坂を登るのは無理だ、と判断して引き返すことにしました。無念。

  5区成績
  日体大:1時間20分35秒
   俺 :リタイア



日体大の記録に勝つのは無理だろうとわかってて始めた企画ですが、完走すらできないという不本意な結果に終わってしまいました。このまま引き下がるのも悔しいのでそのうち再挑戦したいですね。

この後は小田原駅から輪行で帰ったわけですが、1時間ほど電車に揺られた後で自転車に乗るとかなり脚が回復していることが判明しました。ひょっとして、小田原で長い休憩を取れば箱根を登れたんでしょうか…

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