これは4月に行われた東京ヒルクライムHINODEステージと全く同じコース・同じ主催者で行われるレース。関東周辺では今年最後のヒルクライム(多分)で、平地レースを自粛してる俺にとっても今年の最終戦です。
そしてどうにも悔しい結果となってしまいました。
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今日の参加者は130人ほどで、開会式もこじんまりとしたもの。富士ヒルや榛名山だのを見慣れてしまうと寂しさすら覚えてしまう規模なのですが、それだけに本気度の高い人が多く、参加者のレベルは高めになります。
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今回、俺は第一グループになりました。第一グループにはたいてい速い人が集まるので、優勝争いをする強豪も同じグループにいるはずです。そんな人達が作るペースを追走するのは無理な話で、一体どう立ち回ればいいのだろう?スタート前に考えていたのはそればかりでした。
ところがスタートしてみると、積極的に牽く人が不在で牽制気味だったのでしょうか、先頭集団は思ったより速くならず俺でもなんとか付いていけるペースで流れていきます。こりゃ助かるわ、ずっとこのペースで行ってくれないかな。
そう考えつつ追走していましたが、肝要の里手前でMIVROジャージのグループが捲くり気味に位置取りを上げていきました。
キャーやめてやめて、ペース上げないで~!
という俺の心の叫びはもちろん届きません。恐らくMIVROが牽き始めたのでしょう、集団が加速して付いていけなくなってしまいました。ただ幸いなことに脱落したのは俺一人でなく、他に三人ほどいましたのでその人達となんとなく小集団を組むことになりました。少人数でも、ぼっちよりは断然マシというものです。
そうしてしばらく走り、つるつる温泉を過ぎると激坂ゾーンに突入。ここから先は駆け引きなどは意味が無く、根性だけで登ることになります。この辺りは昨夜の雨で少し路面が湿っており、斜度が15%を超える様な所でダンシングするとホイールがスピンしてコケそうになったりしましたが、それを除けば特筆することも無く無事にゴールしました。
タイムのほうはイマイチで、28分53秒。今年4月のHINODEステージより1分近く遅くなってしまいました。
路面コンディションが悪いわけでもないし、展開面では4月より今回のほうが恵まれていたと思えますので、じゃあ何で遅くなったかというと、やはり練習不足ということになります。走りには行ってますが、8月以降はツーリング的に乗ってばかりで、追い込む乗り方はしてなかったんですよね。
この辺りは自転車に対する姿勢の問題と言えます。俺はトレーニングの効率など全く考えず、景色や紅葉を求めて好き勝手に走ってるので、いい結果が出ないのも仕方ないこと。一応納得はしてるのですが、
でもやっぱりちょっと悔しいんだよな。
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