【富士ヒル x Zwift】Virtual Mt.Fuji Hill Climbおはようございます。本日午前8時より、予定通りバーチャル富士ヒルクライムを開催いたします。皆様のご参加お待ちしております。★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★ pic.twitter.com/3h2xlQZHXt
— FUNRiDE (@funridejp) June 5, 2020
土曜と日曜に三回ずつ開催されるので、日曜に出ればいいや、と思っていたのですが。
今週は金曜も会社がお休みだったので、金曜にヤビツ峠・土曜日に尾根幹とがっつり走りこんでしまい、脚に大ダメージをうけてしまいました。もうすっかりオッサンである俺が1日程度で回復するはずもなく、日曜になっても脚は重いまま。このまま出走してもロクなタイムは出なそうです。
こうなったら寝坊してサボるか・・・と思ったときに限ってバッチリ朝6時に目が覚めてしまいました。諦めて走るしかなさそうですね、こりゃ。
このレースで使われるコースはRoad to Sky。スタートして5㎞ほど緩やかな下り基調が続き、ZWIFT最大山岳であるAlps du Zwiftを登ります。
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ちなみにAlps du Zwiftのタイムを1.5倍すると富士ヒルのタイムになるそうです。実際に俺のベストタイムは57分くらいで、これを1.5倍すると85.5分。富士ヒルのタイムは82分~87分ですから、大体あってますね。
いよいよスタート、しかし何か忘れているような気が。 ・・・しまった!機材が平坦レース用のままだった!と気づいたのがスタート15秒前。
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慌てて山岳用機材に変更しようとするも、間に合わなかったうえにスタートでモタついて見事な出遅れ。人数が多いので数秒遅れてもボッチにはなりませんが、グダグダな滑り出しになってしまいました。
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Alps du Zwiftへのダウンヒル。ブン回して前に行きたいところですが、ただでさえ脚がヘロヘロなのにここで踏んでも消耗するだけ。集団にいてドラフティング効果は得られているので、それで十分と思うべきでしょう。Alps du Zwiftに入ってからが本番です。
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Alps du Zwiftに入ると一気に隊列が動きます。スローダウンする人が多い中で一部の人はどんどん前に出ており、それに乗っかって少しずつ順位を上げていきます。今の時点でCクラス114位ですが、前の方にいずれ追いつけそうな大集団が見えます。あれを交わせば100位以内になるでしょう。最終的に80位くらいまでは押し上げたいところ。
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さっきまで青空だったのですが、いつの間にか夜が更け満月が登っていました。ZWIFT世界は時間が経つのがメチャクチャ早いです。
ここですぐ前にいるA.Itoさんとはしばらく一緒に走っていたのですが、何故かTTバイクに乗っていました。TTバイクは平坦では速いものの登りは遅いので、このコースではメリットがないはずなんですが。俺みたいに機材変更を忘れたんでしょうか。
それにしてもやはりパワーが上がりません。いつもであれば平均190W台後半くらいで走っているはずで、10W近い差がある感じです。その一方で呼吸には余裕があり、心拍が上がっていません。やはり金曜土曜で脚が消耗しすぎたみたいです。
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タイムは半ば諦めがついたので、この辺りから写真撮影のアングルを気にし始めました。こうやって低いポジションにするとスピード感が出てきます。実際には時速9kmですけどね!
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視点を変えると後方には見事な雲海が見えました。標高900m程度で雲海は見えないだろ、とかいうのは野暮ってもんです。
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最終コーナーを回ってゴールは目の前。とはいえこの区間は何気に距離が長く、下手にスパートをかけると途中で失速すること請け合いです。それでもなんとか前に追いつけないかとブン回していきますが、前にいるD.Oguroさんにはむしろ突き放されてしまいました。
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それどころか後ろにいたオーストラリア人にも交わされてしまい、最終的にCクラス62位。登り口で120位くらいだったことを思えば悪くないのでしょうけど。
そしてAlps du Zwiftのタイムは60分15秒。自己ベストからほど遠いばかりか、1.5倍すると90分をオーバーするので富士ヒル本番だったらブロンズ陥落してた計算になります。
やっぱりレース前にはちゃんと脚を休めておかないと駄目ですね。