ルノー・ルーテシアが廃車となった。
10年と3ヶ月、121,497km。
去年のクリスマス寒波の頃、いろいろなことがあったのだが、実は車をぶつけてしまった。
立ち往生を招いた大雪の前日、重たい雪が降った日のことだ。
そんな危ない路面状況なのに、バイパスで強引に走行車線から追越車線に車線変更。
車は滑り、制御不能、そのまま中央分離帯に激突、その反動で左に弾き飛ばされた。
停まった所は、たまたま合流の安全地帯。(運がよかった)
怪我もなく、他の車ともぶつからず、車線を塞ぐこともなく、他人様に迷惑をかけずに済んだ。
JAFも思ったよりも早く来てくれ、寒い中、いつものように丁寧に仕事をしてくれた。
ありがとうございました。
ルーテシアは3月に廃車予定だったが、こんな形でのお別れとなった。
己を犠牲にし、自分勝手な運転手を護ってくれた。
何度もブログに書いたが、いい車だった。
普通にいいので、なかなか表現しづらい。
まずは、シート、そして、コーナーと直線に強い足回り。気持ちとリンクするエンジン(音)。
全く疲れない車だった。
ここ数年はパンダに乗っていたのだが、たまにルノーに乗るとほっとする。
逆にパンダに乗り換えると、しばらくは慣れない。
パンダも3代全て乗った。3代目はクラッチの故障はあったが、概ね順調だった。だが、最近エンジンが吹けなくなってきたような気がする。コンピューターの不調、と勝手に思っている。全く信用していなかったオートエアコンが、パンダもルーテシアも壊れないどころか、快調だったのは特筆モノである。
ルーテシア、BlackBerry、ThinkPadのことを書きたいと思って、このブログを始めたのだが、書いてるうちに、車、携帯電話、パソコンはいらないという結論に行き着いた。
だから、それらの記事は減っている。
隠居してからは歩くようになったので、めっきり車に乗らなくなった。
車に関する記事は、これが最後になるかもしれない。
NAVIの「10年、10万kmストーリー」を読んで、自分も10年、10万km乗り続けたいと思っていた。NAVIに洗脳され、初代パンダから始まる車道楽の道に。記者の方のアルファ75に乗ってたこともある。この冬、NAVIは捨てた。ほぼ全巻。お世話になりました。ルノーやフィアットに興味のある方は「ルーテシア」のカテゴリーの記事を読んでください。ルーテシアRSはすごかった。魔性の女である。