首相が変わった、米大統領が変わる、しかし、我々の生活はよくならない。
よくなりそうもない。
我々は、フツーの暮らしを求めているだけなんだけど。
そこそこの暮らし。
そこそこの楽しみ。
はっきり言って、多少の「闇」は仕方ないと思っている。
コワモテじゃないと成り立たない世界もあるだろう。
支配者は金持ちになっていい、悪いことをしていてもいい。
その代わり、庶民がそこそこ暮らせる世の中にしてほしい。
戦争や疫病、災害から守ってほしい。
なぜそうならないのか。
明治くらいまで、いやバブル前までは、そこそこ成り立ってたのではないか。
それがバブル崩壊後、小泉改革で格差社会となり、世の中が変わった。
アメリカ型資本主義、つまりグローバリズムに、日本も組み入れられたからだ。
国内だけの問題だったら、解決できそうな気がする。誰も、あえて自国の民を苦しめようとは思わないでしょう。ところが、グローバリストは「アチさん」なのである。日本人を人間と思っていない。植民地支配を見よ。
これが、グローバリズムである。
我々の暮らしがよくならない理由であり、戦争がなくならない理由である。
グローバリストは世界を股にかけて「金もうけ」を考えるから、「自国の民」という概念がない。
どこかの国同士が戦争をすれば儲かるわけだし、資源は独占しようとする。
それどころか、食糧や医療までもが「金もうけ」の対象となる。
病院の赤字問題。考えてみると、病院が赤字というのはいいことなのである。怪我や病気の人が少ないのだから。
最近の「混沌」とした情勢も、大きな変化のようには見えるんだけど、肝心なことが抜けている。
それは、「資本家」=一握りの大金持ちが世界を牛耳ってるということだ。
つまり、資本主義である限り、問題の根本的な解決にはならない。
共産主義やリベラル、左翼という言葉に悪いイメージをくっつけて隠している。
庶民が団結しないように、格差社会にして分断している。
何でグローバリズムが左翼なんだ?共産主義は理想に過ぎず、資本家のいない社会の実現は難しいので、必要悪?の存在する社会でも仕方がないと思っている。ただ、少しずつ「金持ち」の金銭的・年数的上限を狭めていくことは可能だと思う。まずは、資本家の存在が問題だと気づくことが大事。これだけ格差があって民主主義だなんて、チャンチャラおかしい。
世の中が、あまりにも拙速に稚拙に動いている。
理論もなく、庶民の盛り上がりもなく。
兵庫県知事選。問題はPR会社よりも「立花氏のやり方」でしょう。バカにされているのは我々有権者。
103万円も問題の矮小化ですな。問題は「格差社会」です。
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