三重と奈良の県境にある二つの絶景スポットを訪れる。関西から日帰り圏内だが、せっかくなので赤目温泉に一泊して、のんびり秋の風景の中を散策することにした。
赤目渓谷はオオサンショウウオの棲む清流。伊賀忍者、百地三太夫が修行したと伝わる。土産物店には忍者グッズが並んでいた。外国人の団体と出くわしたが、彼らのお目当ては紅葉か忍者か。
久しぶりの雨の中のハイキングとなった。昨日まで晴天が続いたので水量が少ない。
落ち葉を踏みしめ、深山幽谷の風情。布曳の滝は神秘的な雰囲気で、高千穂峡に似ている。
赤目温泉山水園に一泊。名張駅から曽爾高原までのバスは一日一本。ススキの大草原を歩くためにこの時期だけは人が多い。
春に高原全体で山焼きをすることでこの景観が保たれている。地元の人の苦労に感謝。
倶留尊山の山頂を目指す人は少ないが、亀山峠までなら観光客でも楽に登れる。お亀の湯に入浴後はファームガーデンで昼食。
関西屈指の渓流とすすきの高原は、近鉄でひと駅乗るだけ。こんなに近いのに不思議なことにガイドブックには別々に載っている。地図を眺めて、両方つないだら面白いプランになるのではと思いついた。バス便が少なくて不便だが、大阪鶴橋から特急で50分なので、気軽に行けるのがいい。
倶留尊山の二本ボソからは曽爾高原の全景が一望のもと。
【近鉄】赤目四十八滝へ近鉄「探勝きっぷ」
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