カヤ日記

活動する研究者、かやちゅ。@カヤニストの行動記録
カヤネズミの研究&保護活動や野生生物の保全に関する話題をつれづれに

『カヤネズミの本』

2013-12-22 | 論文・執筆記事・本

今日は冬至ですね。
「冬来たりなば春遠からじ」。
夏生まれだからか、冬至を過ぎると、ほっとする心持ちがします。

さて、このたび世界思想社から、カヤネズミの本を出版することになりました。
本のタイトルは、『カヤネズミの本-カヤネズミ博士のフィールドワーク報告』です。

本書は、これまでのフィールドワークで出会ったカヤネズミたちのくらしや、各地の調査で見聞きした出来事を写真とともにつづったものです。
カヤネズミのかわいらしさだけでなく、人間活動によって生息を脅かされる厳しい現状について書いています。
日本のあちこちで、すみかを追われ、ひっそりと消えていくカヤネズミたちの存在を多くの人に知って欲しいという思いから、本書を執筆しました。

本書は全4章で構成されます。
第1章はカヤネズミの基本データ、第2章はフィールドワークからみるカヤネズミのくらし、第3章は、カヤネズミと人のくらしとの関わり、そして第4章はカヤネズミの現状と保護活動についてまとめました。

幅広い年齢層の方に読んでいただけるように、写真を多く使い、専門用語はできるだけ使わないようにしました。
また、難しい語句にはルビを振っています。

来年1月16日に発売予定です。
Amazonからは、すでに予約ができるようです。
本が出ましたら、改めてお知らせします。



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