手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

6384pp 回路図の訂正

2016年09月16日 00時34分20秒 | 真空管アンプ


 先日、ある方より SIEMENS製のE81CCをいただいた。そこで、6384ppアンプの初段が同等管のECC801SなのでE81CCが、
予備としてそのまま使えるか差し替えてみることにした。
 まず、ECC801Sのプレート電圧をあらためて測定した。すると「Bsch3に挑戦 その2」(9月2日掲載)に記載した電圧と
ほぼ同じ89Vと90Vだった。
ついでに、次段の5687のプレート電圧も測った。すると回路図に記入し300Vよりも低かった。そう、これは5687にもっと
電流を流そうと、カソード抵抗の10KΩにパラで51KΩを追加したからだ。
ということで、以下のように回路図に記載の電圧値を修正しました。



そして、あらためてE81CCを挿して、プレート電圧を測定。両CHともカソードに入れた半固定VRを調整しなくとも89V~91Vに収まっていた。

なので、両方の球の聴き比べも、調整なしで差し替えて問題なさそうだ。
 
 聴いたCDは、小編成のものばかり

  Bill Evans ”Walts for Debby”
  New York Trio ”BLUES IN THE NIGHT"
  スメタナ QUARTET演奏による ”ベートーベンの弦楽四重奏No.15”
   Rickie Lee Jones の ”Pop Pop”

まず E81CC で試聴。一聴した瞬間、「元気がいい、というかメリハリが効いている」感じ。
これを機いた後に、ECC801Sで聴くと一瞬、おとなしくなった感じに聴こえた。

これは、エージングが足りないせいかも知れない。暫く E81CCを使ってみよう。


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