手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

オーディオの断捨離 その1

2021年10月06日 00時09分31秒 | 真空管アンプ


思えば初めて半田コテを握ったのは小6のときだった。
トランジスタを2個使ったラジオだった。うまくいかなかった。チェックしようにもテスターを持っていなかったので頓挫。
何しろ当時6,000円ほどだった。中1の夏に手に入れた。その頃からアンプいじりが始り、すぐにアマチュア無線に興味が移った。
中2のときに電話級の免許を取り3Wくらいの送信機を作ったが、アンテナがチャちで高校に入るまで交信することは叶わなかった。というか興味がギターの方に移ったからだ。

オーディオを本格的に始めたのは20代が終わる頃だったか。長年使っていたギターアンプ(終段の球が6AQ5のシングル)だった。スピーカーが断線したので馴染みの楽器店へ行き相談したら「実は注文で取り寄せたけど、キャンセルされたJBLのK120が在庫になってしまった。定価6万円だけど30%引きでどうですか」と言われ予算より少々高かったが「ラリー・カールトンも使っている」という言葉に負けて買った。ところが、これを取り付けた安物のアンプから「メサ・ブギー」みたいなすごい音が出た。

これがオーディオにのめり込むキッカケになった。

それから40年を経てパーツも貯まった。この1年ほどでオークションで売れそうなものは全て処分した。真空管は殆どが売れた。半導体系は全くダメ。さすがに「金田式」という枕詞が付いても、今は神通力はなくなった。
金田式アンプで使われたトランジスタは小さなものは数百個も残っている。

前置きが長くなったが、とにかく本気でオーディオの「断捨離」をすることにした。
第1段は真空管アンプ用の小物と、これまで作った金田式アンプの基板、コンデンサーだ(未使用もある)。これは今朝既に「埋め立てゴミ」として出した。


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