2006/11/3
今週はなんとか電源部を作ることを目標に帰宅後に作業をした。
電源は、以前に一度、真空管DCプリに挑戦したときに
作ったものに手を加えることにした。これもかれこれ6年ほど
前のものになる。MJ誌の99年12月号に発表された回路が
なんとか素人にも手が出せそうだったので、手掛けてみた。
が、みごとに挫折。
当時は、Nifty-ServeにForumなるものがあり、その中の
「半田ゴテ」だったか、そういうSIGに金田式アンプの
愛好家が集まっていた。M-NAOさんというハンドルnameの
人にいろいろアドバイスをいただいたが、結局、諦めてしまった。
今回も同じ結果になりそうではあったが、そうであれば
別の手段を考えるまでということで、思い残すことがない
ように挑戦してみた(少々、大げさ?)。
とにかく、感じをつかむためということで、金田式の定番
である穴あき基板を使わずに、挫折した当時に使った
サブシャーシを再利用して、普通の球アンプ製作の手法を使うことに
した。
構成は、フラットアンプに差動型を使うスペースもないので、
WE408Aの二段でEQアンプを作り(これは金田氏の記事どおり)、
出力はWE407Aによるカソードフォロアーだけとした。
EQアンプの素性を掴むだけなら、なんとかなると思った。
次は、定電圧電源の回路である(後でわかるのだけども、
どうやらここが、このアンプのツボのようだ)。
オリジナルは、球による二段構成となっている。
ここをなんとか三端子REGでまかなえないものかと
とりあえずチャレンジしてみることにした。
REG用の石は、317Tが3個、350Tが3個あった。
100V近い電圧を制御するので、350Tが定番かと思い
嵩上げ方式でやってみた。
2個はジャンクで、既に昇天していたみたいで、全く制御不能。
新品の1個は単独ではうまく行ったが、実装したとたんに
飛んだみたいだ。
ということで、仕方なく317Tを使用。不思議に、こちらは
すんなりとOKとなった。入力と出力の電圧差が少ないので
大丈夫かも知れない。
ということで、三端子REGの二段構成で組み上げる。
アンプ部は、とりあえずLchのみ配線を完了させる。
これが昨夜までのことで、ATRも組み込んで、音出しに
こぎつける。
なんと、すごい残留ノイズの嵐。ハムの成分はあまり混じって
ないように聴こえる。
EQ部の後段で増幅していないので、コントロールアンプの
VRを3時くらいまで上げて何とか実用的な音量が出る。
が、ノイズ成分が多くて実用にならず。
この夜は、諦めて寝る。
(続く)
今週はなんとか電源部を作ることを目標に帰宅後に作業をした。
電源は、以前に一度、真空管DCプリに挑戦したときに
作ったものに手を加えることにした。これもかれこれ6年ほど
前のものになる。MJ誌の99年12月号に発表された回路が
なんとか素人にも手が出せそうだったので、手掛けてみた。
が、みごとに挫折。
当時は、Nifty-ServeにForumなるものがあり、その中の
「半田ゴテ」だったか、そういうSIGに金田式アンプの
愛好家が集まっていた。M-NAOさんというハンドルnameの
人にいろいろアドバイスをいただいたが、結局、諦めてしまった。
今回も同じ結果になりそうではあったが、そうであれば
別の手段を考えるまでということで、思い残すことがない
ように挑戦してみた(少々、大げさ?)。
とにかく、感じをつかむためということで、金田式の定番
である穴あき基板を使わずに、挫折した当時に使った
サブシャーシを再利用して、普通の球アンプ製作の手法を使うことに
した。
構成は、フラットアンプに差動型を使うスペースもないので、
WE408Aの二段でEQアンプを作り(これは金田氏の記事どおり)、
出力はWE407Aによるカソードフォロアーだけとした。
EQアンプの素性を掴むだけなら、なんとかなると思った。
次は、定電圧電源の回路である(後でわかるのだけども、
どうやらここが、このアンプのツボのようだ)。
オリジナルは、球による二段構成となっている。
ここをなんとか三端子REGでまかなえないものかと
とりあえずチャレンジしてみることにした。
REG用の石は、317Tが3個、350Tが3個あった。
100V近い電圧を制御するので、350Tが定番かと思い
嵩上げ方式でやってみた。
2個はジャンクで、既に昇天していたみたいで、全く制御不能。
新品の1個は単独ではうまく行ったが、実装したとたんに
飛んだみたいだ。
ということで、仕方なく317Tを使用。不思議に、こちらは
すんなりとOKとなった。入力と出力の電圧差が少ないので
大丈夫かも知れない。
ということで、三端子REGの二段構成で組み上げる。
アンプ部は、とりあえずLchのみ配線を完了させる。
これが昨夜までのことで、ATRも組み込んで、音出しに
こぎつける。
なんと、すごい残留ノイズの嵐。ハムの成分はあまり混じって
ないように聴こえる。
EQ部の後段で増幅していないので、コントロールアンプの
VRを3時くらいまで上げて何とか実用的な音量が出る。
が、ノイズ成分が多くて実用にならず。
この夜は、諦めて寝る。
(続く)