中高域の受け持ちアンプは、最近は EL-12pp(出力トランスはマグネ・クエスト)を使うことが
多い。特別、分解能が良い訳ではないが、JAZZトリオなどでは、音が前に出てくる感じがする。
私は、低音の出方と人の声が気になる人種なので、出てくる音に対しても低音 -- ドラムとベース --
に耳が行ってしまう。
低音のチェックには、今井 美樹 の 「PRIDE」を使うことが多い。作られたバスドラ、Eベースの音なので
生よりも随分と迫力あるのではないかと思うから。
今回のDACで聴くと、ボーカルのバックで本人が高いパートを歌っているのが キレイに聴こえた。
今まで気がつかなかった。Eベースの音も 何と言うか 低いところで 音が「ゴロン」という感じに
聴こえて かなりなものだ。皆さんが言われるように PCM1794 は 低域が力強い感じだ。
こうなると、せっかくDACの基板がPCM1794のダブルで設計してあるので、もう一個追加した
音を聴いてみたくなる。が、出力電流が倍になるので、電池式では対応できないか??
特にIVCがクリップしてしまうのだろうか。
そうなると konotnさんか、「とおるさん」の回路を参考にする必要があるのだろう。
でも、今の倍の出力電流だと、VRによる音量調節も 使いにくくなりそうだ。
まあ、まだ試聴段階なので、もう暫くは 様子を見ることにしよう。